7月7日(金)、大阪いばらきキャンパスの分林記念館にて、起業家の祭典「ROCKET PITCH NIGHT KANSAI」を開催しました。本取り組みは、立命館とVenture Café Tokyo(東京都港区)が共催する日本最大級のピッチ(短いプレゼンテーション)イベント。大阪いばらきキャンパスで月1回開催している「OIC CONNÉCT 」のプログラム発足1周年を記念した企画で、関西では初開催となりました。

受付ブースの様子
受付ブースの様子
Venture Café Tokyoプログラムディレクター小村隆祐氏
Venture Café Tokyoプログラムディレクター小村隆祐氏

 「ROCKET PITCH NIGHT」は、バブソン大学の3分間というピッチフォーマットをもとにしたシグネチャーイベントを日本向けにアレンジし、日本のアントレプレナーシップを活性化させるべく開始されたVenture Café Tokyoのフラッグシップイベントです。参加者がそれぞれのビジネスアイデアを3分間で紹介し、コメンテーターや観客からフィードバックを得て、周囲を巻き込む、あるいは起業に向けた一歩を踏み出す機会となっています。今回の「ROCKET PITCH NIGHT KANSAI」は、立命館だけでなく関西のスタートアップコミュニティを盛り上げることを目的に開催しました。

医療・ヘルスケア部門で1位となったPLEN Robotics inc.によるピッチ
医療・ヘルスケア部門で1位となったPLEN Robotics inc.によるピッチ

 今回は分林記念館の能舞台「Noh(能)-Theater」にて、対面とオンラインのハイブリッドでピッチセッションを行いました。登壇したのは計40組の起業家・スタートアップ・学生たちで、4つのテーマに10組ずつに分かれ、それぞれが3分間でピッチを行いました。ピッチ後にはコメンテーターによるフィードバックと、観客による投票があり、投票で選ばれたチームにはアワード(People’s Choice)が授与されました。

経験豊富なコメンテーターがピッチをフィードバック。前列左から夏叶氏(MPower Partners Fund L.P. Associate)、細川美春氏(株式会社JR西日本イノベーションズ CVCチームLeader)、瀬戸恭祐氏(インキュベイトファンド株式会社 Associate)
経験豊富なコメンテーターがピッチをフィードバック。前列左から夏叶氏(MPower Partners Fund L.P. Associate)、細川美春氏(株式会社JR西日本イノベーションズ CVCチームLeader)、瀬戸恭祐氏(インキュベイトファンド株式会社 Associate)

 参加者約500人のうち、対面が約300人と、会場は大勢の参加者でにぎわいました。Noh-Theaterの外でも、パブリックビューイングスペースでピッチを観戦したり、交流スペースで登壇者や参加者同士で交流したりと、思い思いの方法でイベントを満喫していました。



パブリックビューイングの様子
交流する参加者たち

ピッチカテゴリーとPeople’s Choiceの各受賞者

(1)医療・ヘルスケア PLEN Robotics inc.
(2)ライフスタイル・教育 Kachibin (価値ビン)、株式会社ぐるかい(同率1位)
(3)食・環境・エネルギー・ソーシャル Veggy Connect
(4)IT/AI/IoT/AR&VR MatchHat、Wearphone(同率1位)

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