北海道平取町と立命館大学経済学部、立命館慶祥中学校、立命館慶祥高等学校との連携協力に関する協定の締結について

 2016年8月10日(水)、北海道平取町において、北海道平取町(町長:川上満)と立命館大学経済学部(学部長:松本朗)、立命館慶祥中学校(校長:久野信之)、立命館慶祥高等学校(校長:久野信之)は、包括的な連携のもと、産業、教育・文化、健康・福祉、まちづくり等の分野において相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的とした連携協力に関する協定を締結しました。
 本学と平取町との関係は、経済学部の松原豊彦ゼミが毎年夏に平取町のトマト農家の協力を得てフィールドワークを実施しており、その際に平取町役場からも多大な協力を得ています。本フィールドワークは、将来的に2018年度開設予定の食科学部にも引き継がれる予定であり、平取町との連携は立命館大学の教育・研究の発展につながることになります。
 さらに平取町との連携により、立命館慶祥中学校でのアイヌ文化研修、立命館慶祥高等学校での文部科学省SGH事業におけるアイヌ文化研究において、現地を訪問して先住民族と多文化共生について学ぶ機会をつくっています。
 以上から、立命館大学経済学部、立命館慶祥中学校、立命館慶祥高等学校と平取町が連携協力に関する協定を締結することにより、本学学生・生徒のフィールドワークの拠点が整備され、平取町の農業振興、アイヌ文化の継承等に貢献することが期待されます。
 そして、今後、立命館大学経済学部、立命館慶祥中学校、立命館慶祥高等学校は平取町との連携・協力をさらに一層進めて参ります。

NEXT

2016.08.10 TOPICS

先進技術で描く、運動が日常になる未来

ページトップへ