4月9日(火)、大阪いばらきキャンパス(OIC)の新棟(H棟)にある「Microsoft Base Ritsumeikan」にて開設記念イベントを開催しました。

 立命館は2023年8月に日本マイクロソフト株式会社と「連携・協定に関する協定書」を締結。同社が展開する「Microsoft Base」を日本の教育機関で初めてキャンパスに設置し、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成やオリジナルGPT(大規模言語モデル)制作などに取り組んでいます。

 今回の開設記念イベントは2部で構成。1部では三宅雅人・立命館大学社会共創推進本部 本部長(教授)からMicrosoft Base Ritsumeikan設置の目的や利用方法を説明したのち、阪口福太郎・マイクロソフトコーポレーション Worldwide Public Sector Education Industry Advisor DX/AX戦略室長、小原圭雄・カコムス株式会社(Microsoft Base Ritsumeikan運営企業)執行役員 マーケティング統括本部 本部長および三宅本部長の三者でパネルディスカッションを行いました。

   
三宅雅人・立命館大学社会共創推進本部 本部長
   
阪口福太郎・マイクロソフトコーポレーション Worldwide Public Sector Education Industry Advisor DX/AX戦略室長
   
小原圭雄・カコムス株式会社 執行役員 マーケティング統括本部 本部長

 Microsoft Base Ritsumeikanで展開するDX人材育成、社会課題解決支援、スタートアップ創生支援などの各種サポートやパネルディスカッションの内容に刺激を受け、参加した学生たちからは、AIなど最新技術習得に関する質問や起業に向けたサポートに関する質問などが次々と寄せられました。

 続く2部では、マイクロソフトコーポレーションの阪口室長に「進化するAIに私たちはどう向き合い、何を考え、どのような行動をすべきなのか」と題して講演いただきました。2部でも予定していた30分の質疑応答時間を超えて、学生たちから積極的に質問が寄せられ、阪口室長はその一つ一つに丁寧に答えてくださいました。



   
パネルディスカッションの様子
   
パネラーに質問する参加者

 1部・2部を通じて、参加した学生たちは、Microsoft Base Ritsumeikanをどのように活用すればよいかという具体的なイメージを掴んでいたようでした。今回のイベントは、4月から始動した挑戦の場“TRY FIELD”での社会共生価値創出の萌芽を強く感じさせるものとなりました。

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