2024.06.05 NEWS

第19回「平井嘉一郎研究奨励賞」、第8回「平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞」、第1回「平井嘉一郎優秀論文賞」授賞式を開催

 5月31日(金)、衣笠キャンパスの平井嘉一郎記念図書館にて、第19回「平井嘉一郎研究奨励賞」、第8回「平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞」、第1回「平井嘉一郎優秀論文賞」授賞式を開催しました。平井嘉一郎研究奨励賞の4名はじめ、10名が受賞しました。

 平井嘉一郎研究奨励賞は、ニチコン株式会社の創業者として社業の発展に努められ、同社代表取締役会長、名誉会長として、地元京都はもとより、我が国の工業界の発展に貢献された 故・平井嘉一郎氏<本学法学部1940(昭和15)年3月卒業>のご令室 平井信子様のご厚意にもとづき、本学法学研究科ならびに法務研究科の大学院生の研究を奨励することを目的として2006年に創設されました。これまでに、法学研究科75名、法務研究科19名、延べ94名の大学院生が受賞しています。

 また、平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞は、海外に居住する研究者が平井嘉一郎記念図書館を利用して行う国際的な研究活動を奨励することを目的として2017年度に創設されました。

 そして、2023年度に新設されました平井嘉一郎優秀論文賞は、志望進路を目指して日々勉学に励む本学法学部の学生を奨励し、これにより社会の発展に寄与する人材を育成することを目的として設けられました。

 式典では、仲谷善雄学長から受賞者に祝辞が述べられ、賞状を授与。平井信子様より副賞として目録が贈呈されました。その後、受賞者からの挨拶や平井信子様から受賞者に対する祝意と励ましのご挨拶をいただきました。

 平井信子様からは「今年も、授賞式が平井嘉一郎記念図書館で盛大に行われましたことを大変嬉しく思います。また、受賞された皆さんからご自身の考えや想い、そして将来の夢などをお聞かせいただき、とても安心しております」とのお言葉をいただきました。また、受賞者に向けて「全ての人が平等に、楽しく、平和な生活ができる社会づくりのため、自らの研究に一層励んでいただき、グローバルな人材になっていただきたい」と励ましと期待のお言葉を送られました。

 平井嘉一郎研究奨励賞を受賞した法学研究科博士課程前期課程1回生の佐藤章太さんは、「学部時代、いつも通っていた平井嘉一郎記念図書館で、今回このような素晴らしい賞をいただき、光栄に思います」、「この受賞を励みに、応援してくださる全ての方々への感謝の気持ちを忘れることなく、より一層、勉学・研究に努めていきます」と今後の抱負を述べられました。

今回の受賞者(敬称略)

【第19回(2024年度)平井嘉一郎研究奨励賞】

佐藤 章太 (法学研究科 博士課程前期課程 法政リサーチ・コース 1回生)
貴志 真全 (法学研究科 博士課程前期課程 公務行政コース 2回生)
松本 幸音 (法務研究科 法曹養成専攻 法学既修者コース 2回生)
森下 太智 (法務研究科 法曹養成専攻 法学未修者コース 3回生)

【第8回(2024年度)平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞】

孫 文   (中国・華東政法大学 准教授)
 ※2018年9月立命館大学大学院博士課程後期課程修了

【第1回(2023年度)平井嘉一郎優秀論文賞】

金賞 木村 直希 (法学部法学科4回生)
銀賞 居場 大亮 (法学部法学科4回生)
銅賞 堀口 紗英子(法学部法学科4回生)
銅賞 牧野 志穂 (法学部法学科4回生)
銅賞 萬 哲生  (法学部法学科4回生)

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