2025.10.23 NEWS

エデュケーション・ニュージーランドと「教育における協力協定」を締結 ~グローバルな視野と実践力を備えた人材育成を目指す~

 立命館大学は、2025年10月21日にニュージーランド政府の独立政府機関であるエデュケーション・ニュージーランド(所在地:ニュージーランド ウェリントン、Group General Manager, International and Sector Engagement:Sahinde Pala、通称「ENZ」)と、立命館大学および各附属校との教育における協力協定を締結しました。

 本協定は、立命館大学および各附属校(立命館中学校・高等学校、立命館宇治中学校・高等学校、立命館慶祥中学校・高等学校、立命館守山中学校・高等学校および立命館小学校)とENZとの間で締結され、各校におけるニュージーランドへの留学や研修に関わる情報交換や協力を推進します。

 立命館は、グローバル人材育成を教育の柱の一つとして掲げ、各附属校においても独自に海外派遣・受け入れプログラムを展開してきました。特に、立命館宇治中学校・高等学校では、2000年よりニュージーランドとの長期留学や交換留学を継続的に実施し、教育的成果と信頼関係を築いてきました。こうした取り組みの中で、ENZとの連携が構築され、留学受け入れ校の開拓支援や教員による現地教育施設の視察など、協力関係が深まり、今回の協力協定締結に至りました。

 本協定を起点に、立命館大学および各附属校とENZは、教育分野における具体的な協力を推進し、グローバルな視野と実践力を備えた人材の育成を一層強化してまいります。

【協力協定内容】

  • 学校間の交流(附属校)
    協定校との関係構築、生徒交換プログラム(1年間、1学期間など)およびニュージーランドへの研修旅行などを支援および促進する。
  • 大学間の連携(立命館大学)
    立命館大学とニュージーランドの大学との間で、連携先や奨学金制度の紹介などを支援および促進する。
  • 情報交換
    協定校間における教育および先進的な取り組み事例に関する定期的な情報交換を促進する。
  • イベント
    ニュージーランドにおいて国際的な教育を提供する機関に対し、立命館大学ならびに各附属校で開催される留学フェアなどを案内し、参加を支援する。

仲谷善雄総長コメント

 このたびの協定締結は、ニュージーランドと立命館学園の附属小中高から立命館大学・大学院に至る交流の連続性と発展性を確保することで、学園のグローバル展開をさらに加速させることに、大いに資すると考えております。この協定締結を起点に、両機関の協力のもと、すでに行われている交流を発展させるとともに、新たな挑戦を促進し、将来的にグローバル社会で活躍し、社会共生価値(Social Impact)を創出する人材が多く生まれ、日本とニュージーランド両国のさらなる関係の発展につながることも期待しております。

NEXT

2025.10.22 TOPICS

【大阪・関西万博】立命館学園として67の企画に携わり、61日間参画した大阪・関西万博が閉幕

ページトップへ