博士後期課程院生が サントリー文化財団 2025年度「若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成(鳥井フェローシップ)」に採択
本学大学院生がサントリー文化財団 2025年度「若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成(鳥井フェローシップ)」研究助成に採択されました。
- 先端総合学術研究科 山口 和紀さん
同研究助成は日本国籍を有する、もしくは日本語を母語とする博士課程修了前後の将来性ある研究者を発掘、育成することを目的とします。
人文学、社会科学の分野における学術上意義の大きな研究を対象としています。
※2025年に決定し、2026年に助成されますので決定年度の2025年度と記載しております
山口さんのコメント
研究課題
「負い目」をめぐる現代倫理の再定位――反差別思想史における〈無責任〉の系譜へ
コメント
このたびご採択いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
本研究は、反差別運動あるいはその思想における「負い目」という問題を、思想史的に辿り直す試みです。他者を(多くの場合に意図せずに)しいたげてしまうことへの負い目は、原理的に言えば、無制限に広がっていくものです。私たちの社会はそれをどう受けとめ、有限なものとしてきたのでしょうか。
有限化しない、あるいはできないということによって、むしろ積極的に有限化してしまうという在り方――〈無責任〉の系譜――を、障害者運動の思想をもとにして読み解き、倫理の在り方として定め直したいと考えています。



