2026.05.19 TOPICS

立命館大学創立記念日

 5月19日は立命館の創立記念日です。

 立命館の歴史は、近代日本の代表的な政治家の一人で、国際人であった西園寺公望が、1869(明治2)年、20歳の若き日に、京都御苑の邸内に私塾「立命館」を開設したことに始まります。その翌年、学生たちの高談放論を危険と見なした時の太政官留守官の差留命令により立命館は閉校を命じられます。しかし、西園寺の秘書を務めた中川小十郎がその精神を受け継ぎ、自由で一般庶民に開放され、1900(明治33)年に労働者のための夜間私立学校「私立京都法政学校」を鴨川のほとりに創立しました。その後1913(大正2)年、京都法政学校は、西園寺の快諾を得て「立命館」の名称を継承し、今日に至ります。

 立命館は2025年に創始155年・学園創立125周年を迎え、あらためて建学の精神に立ち返り、大学・学校が担うべき役割を継続的に探究するとともに、教育と研究のさらなる高度化に向けて歩みを進めています。また、2026年4月1日より、学園の理念と使命を共有する新「立命館憲章」が施行されました。今回の改正では、「次世代研究大学・次世代探究学園」の実現、および多様な背景と価値観を尊重する学園づくりを目指す姿勢が明確に位置づけられています。2026年度は学園ビジョンR2030計画期間の後半期にあたり、各キャンパスの特性を生かした取り組みによって目指す学園像の輪郭が創出されつつあります。

 衣笠キャンパスでは、2026年4月にデザイン・アート学部およびデザイン・アート学研究科を開設しました。デジタル情報技術の発展を背景に、新たなデザイン学の探究とアートの技術・感性を軸として、多様な社会や組織における豊かな文化・生活世界の新たな形成に資する理念の創出を目指しています。また、2025年度に始動した「KINUGASA Redesign Project」の柱の一つである「衣笠アートヴィレッジ フェスティバル」の第2回目を開催します。神社仏閣や美術館など地域の文化施設と連携し、学生と地域が融合するアートを軸とした街づくりを通じて、京都・衣笠の魅力を世界に発信していきます。

 びわこ・くさつキャンパスでは、宇宙地球探査研究センター(通称「ESEC」)を中心に、月面探査・開発等を軸とした先進的研究や、理学・工学・マネジメントを横断した技術開発に取り組んでいます。さらに、2028年4月開設予定の大学院「宇宙地球フロンティア研究科」の設置構想を発表しました。加えて、2025年7月に開設した「グラスルーツ・イノベーションセンター(略称「GIC」)」および「立命館先端クロスバースイノベーションコモンズ(略称「CVIC」)」では、学生・研究者・企業・地域が連携し、社会課題の解決に挑戦する場を提供。大学発スタートアップの創出や、産学連携による社会実装を推進しています。次世代研究大学を実現する新拠点として、研究・教育・社会連携を一体的に展開し、知の共創と社会実装へと導きます。

 大阪いばらきキャンパスでは、2024年4月に開設したH棟を起点に、多様な共創が生まれています。半屋外広場「TRY SQUARE」を中心に、地域に開かれた交流空間が整備されており、新たなつながりの創出を促進しています。「Co-Creation Hub with Ritsumeikan」では産官学連携による研究プロジェクトが進行し、「SP LAB(スプラボ)」やXR研究拠点「SP LAB X(スプラボクロス)」などの先端研究施設が集約積し、分野横断型の価値創出が進んでいます。本キャンパスは「ソーシャル・コネクティッド・キャンパス」をコンセプトとした設計とデザインが高く評価され、2025年度にグッドデザイン賞を受賞しました。社会課題の解決に挑む実証実験や価値創造のプラットフォームとして、創発性人材の育成や社会共創の推進に積極的に取り組んでいます。

 立命館大学は、総合大学としての知の協働を通じて、未来社会のあるべき姿を示し、社会課題の解決に向けて挑戦を続けてまいります。

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