2026.03.27 NEWS

「立命館憲章」を改正 次世代研究大学・次世代探究学園と多様性の理念を明確に

 2026年3月27日(金)、学校法人立命館は「立命館憲章」の改正を決定しました。新憲章は2026年4月1日より施行します。

 「立命館憲章」は、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、附属校(立命館中学校・高等学校、立命館宇治中学校・高等学校、立命館慶祥中学校・高等学校、立命館守山中学校・高等学校、立命館小学校)を有する立命館学園全体が、学園の根幹となる理念と使命を共有し、学園内外に発信するため、2006年7月21日に制定しました。
 制定から約20年が経過し、この間の社会の変化と立命館学園の発展を受けて、憲章の改正に至りました。今回の改正では、立命館が掲げる「次世代研究大学・次世代探究学園」の実現、そして、より多様な背景と価値観を尊重し、多様性に満ちた学園づくりを目指す姿勢を明確に位置づけています。

 新憲章は、以下の4つの段落で構成しています。

  • 第一段落:学園の起源と、建学の精神・教学理念という今日の立命館の原点
  • 第二段落:学園の歴史を通じて形づくられてきた、これからも大切にしていく立命館のあり方
  • 第三段落:多様性を尊重する学園の姿勢
  • 第四段落:次世代研究大学・次世代探究学園を目指す、立命館の未来への志

 学生・生徒・児童、教職員がさまざまな場面で憲章に触れ、「自分たちの憲章」として理解を深められるよう、可能な限り平易で分かりやすい表現を採用し、段落ごとのテーマが伝わりやすい構成としました。
 また、建学の精神や教学理念、前憲章で大切にされてきた末川博先生の言葉、民主的な学園運営の考え方を継承しつつ、戦争と暴力の否定を堅持する立命館の一貫した姿勢として、「平和へのコミットメント」をこれまで以上に明確に示しました。

 立命館学園に集うすべての人が、新憲章を通じて、立命館の歩みや社会的役割、そして学園が目指す未来への志について理解を深めるとともに、その理念の共有とそれぞれの実践が、世界の課題解決に資するソーシャルインパクトへと結びつき、平和で持続可能な社会の実現へとつながっていくことを願っています。

以下、「立命館憲章」の全文

立命館憲章

 立命館は西園寺公望を学祖とし、1900年、中川小十郎によって京都法政学校として創設された。「立命」の名は、『孟子』の「尽心章句」に由来し、「立命館」は「学問を通じて、自らの人生を切り拓く修養の場」を意味する。立命館に集う私たちは、建学の精神である「⾃由と清新」を尊び、教学理念として「平和と⺠主主義」を掲げる。

 立命館は第二次世界大戦の痛苦の体験を踏まえ、歴史を誠実に省みて戦争と暴力を否定し、民主的な学園運営の歩みを進め、平和の理想を希求し続ける。立命館は不断に国際化を追求し、私立総合学園として、⼤学院⽣、学⽣、⽣徒、児童および教職員の参画と、校友、保護者および学園にかかわるあらゆる方々による⽀援のもと、⾃由な挑戦と創造性をもって社会に貢献していく。

 立命館は多様性を尊重する。私たちは、誰もが等しく有する尊厳を重んじ、ひとりひとりに宿る創発性を貴ぶ。そして地域社会に根ざしつつ広く学園内外と協働し、研究、教育、文化・芸術、スポーツなどの多様な活動を通じて、自己の成長と包摂的な社会の実現に努める。

 立命館は学問研究の自由を礎として未来を切り拓く。私たちは、自主、民主、公正、公開、非暴力の原則を貫き、あまねく共有される新たな共生価値をもたらす知的創造に果敢に挑む。そして私たちは、「未来を信じ、未来に生きる」の精神を受け継ぎ、研究大学・探究学園におけるそれぞれの活動が未来の世界を生み出す営みであることを心に刻み、持続可能な社会の創造と世界の平和の実現に尽くす。

2006年7月21日 制定
2026年3月27日 改正
学校法人 立命館

立命館憲章(日本語)のリンク
立命館憲章(英語)のリンク

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