立命館大学はこのたび、文部科学省「平成29年度次世代アントレプレナー育成事業」(以下、EDGE-NEXT)に九州大学を主幹とするコンソーシアムとして採択されました。同事業は今年度新たにスタートする5年間の事業で、ベンチャー創業や新事業創出を主導する人材の育成、ベンチャー・エコシステムの構築を目的としています。全国の23の国公私立大学で構成される5コンソーシアムが採択されました(うち、関西の私立大学は立命館大学のみ)。
 立命館大学が参画する「多様性と創造的協働に基づくアントレプレナー育成プログラム」(IDEA;イデア)は、文部科学省「グローバルアントレプレナー育成促進事業」(EDGEプログラム、平成26年度~平成28年度)の採択校である九州大学、立命館大学、奈良先端科学技術大学院大学、大阪府立大学の4大学が結集し、多様な企業・地方自治体、立命館アジア太平洋大学(APU)を含む他大学などを協力機関として巻き込み、次世代グローバルリーダーを育成する実践的教育プラットフォームの構築を目指します。
 具体的には、4大学がEDGE事業で積み上げたノウハウや連携をさらに展開した新規プログラム群を開発・実施し、起業・事業化など社会実装できる人材を輩出していきます。特に本学では、イノベーションを起こすための手法を実践的に学ぶプログラムを中心に、関西女性アントレプレナー育成プログラム、APUを場として4大学およびアジア学生が混ざるsummer camp、起業支援プログラムなど多様なプログラムを実施します。

【事業名】文部科学省「平成29年度次世代アントレプレナー育成事業」
【プログラム名】多様性と創造的協働に基づくアントレプレナー育成プログラム(IDEAプログラム)
【助成期間】平成29年度~33年度
【主幹機関】九州大学
【協働機関】立命館大学、奈良先端技術大学院大学、大阪府立大学
【外部機関との連携】
  国外大学:ヨーテボリ大学、チュラロンコン大学
  企業など:大和ハウス工業(株)、清水建設(株)、福岡市、大阪市、滋賀県など
  他大学など:広島大学、福岡大学、崇城大学、立命館アジア太平洋大学
【本学総括責任者】建山和由(企画担当常務理事/理工学部教授)

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