立命館大学がスポーツ庁の日本版NCAA創設事業に採択
立命館大学は9月14日、平成29年度スポーツ庁委託事業「大学横断的かつ競技横断的統括組織(日本版NCAA)創設事業(大学スポーツ振興の推進)」(※)に採択されました。
近年では大学スポーツには競技実績に加え、地域貢献や国際性など広範な役割が求められるようになっています。本学では2014年に立命館スポーツ宣言を定め、競技者自身の人間力の向上やスポーツを通じた学生への好影響、地域振興や国際性など、スポーツの役割を広く位置づけてきました。こうした背景を受け、正課・正課外活動の両立支援、大学スポーツを通じた地域貢献・地域活性化、学生のスポーツ実施率の向上、スポーツ分野における学産官連携など、幅広い成果を着実に出してきました。
今回の採択事業では、「大学スポーツの価値向上」を目標として設定し、大学スポーツアドミニストレータを新たに配置する取り組みを進めます。具体的には「大学横断的組織として関西コンソーシアムの検討」、「スポーツ活動と学修活動の両面を高度化に資する取り組みの支援」、「地域社会との接点」、「スポーツ分野における学産官連携」、「スポーツ活動の見える化、応援文化醸成の取り組み」など5つの事業を展開します(詳細はこちらをご覧ください)。
採択事業の取り組みを機に、大学スポーツの価値を高め、優秀な人材輩出や地域社会貢献活動を進め、大学スポーツの発展を地域から取り組んでいきます。
(※)スポーツ庁が今年度新たにスタートする事業。各大学におけるスポーツ分野を一体的に統括する部局の設置を促進するため、大学スポーツの活性化に全学的に取り組む各大学において、専門人材の育成や先進的モデル事業を展開することを目指した事業。