学校法人立命館とアシックスジャパン株式会社が包括的連携交流協定を締結
スポーツを通じて未来を支える人材を育成
アシックスジャパン株式会社(東京都、代表取締役社長 西前学 以下、アシックスジャパン)と学校法人立命館(京都市、理事長 森島朋三 以下、本学園)は、スポーツを通じた地域社会、教育研究、国際社会の発展を目的とし、スポーツの大衆化や研究・開発、スポーツを通じて未来を支える人材育成に向けた連携・協力をすすめることとなり、11月28日に両者による包括的連携交流協定の締結式を行いました。
協定は、スポーツを通じた人材育成のほか、各種研究開発、地域・社会との交流、文化発信などの促進と競技水準の向上を主とし、スポーツ界全体の発展に寄与することを目指し締結しました。
本学園は、スポーツを学園政策の重要な要素として位置づけ、競技者自身の人間力の向上やスポーツを通じた学生への愛校心の醸成、地域振興や国際性など、スポーツの役割を広く位置づけてきました。今回の協定は、本学園の取り組みと、アシックスジャパンのビジョンに共通点が多く、目指す方向性が一致していることから実現しました。
今後は、健康増進のためのスポーツ大衆化プログラムの推進やアスリート育成に必要な支援システムなどの研究協力、スポーツをテーマにしたシンポジウムなどを実施するほか、学生・生徒参画型の商品開発、校章の入ったスポーツ用品の販売などを行う予定です。
森島朋三・学校法人立命館理事長のコメント
2019年から2021年、日本はゴールデン・スポーツイヤーズを迎えます。しかし、これらが一時のイベントに終わってしまっては意味がありません。小中高大を有する学校法人立命館はこれまでの教育・研究の成果、スポーツでの実績をふまえ、健康・長寿、そして若者が期待を持てる社会を目指し、取り組んでまいります。
吉田美喜夫・学校法人立命館総長のコメント
本学園は、活発な産学官連携や研究交流を通じて、高度な研究ポテンシャルを有しています。本学園の多様な知の資源とスポーツの結び付きによる創造的、先進的な取り組みにチャレンジし、スポーツ領域における研究力量を一層強化したいと思います。
西前学・アシックスジャパン株式会社代表取締役社長のコメント
学校法人立命館とアシックスは、未来を担う若者に目を向けて興したという歴史、スポーツを通じて人材を育成する姿勢など共通する点が多くあります。お互いの知見を生かした新しい取り組みにより、スポーツ界全体の発展に貢献してまいります。