2022年10月26日(水)、エジプト日本科学技術大学(E-JUST : Egypt-Japan University of Science and Technology)Amr Adly学長が立命館朱雀キャンパスに来学、仲谷善雄学長と懇談されました。懇談には、R.Adm. Osama Fathy事務局長、Tamer Fawzy Megahed Abd El Dayam准教授、独立行政法人国際協力機構(JICA)E-JUST Project 岡野貴誠チーフアドバイザーも同席されました。立命館大学からは、上野隆三国際連携室長、中戸祐夫国際部長、中東専門家である鈴木敏郎特別招聘教授も出席し、今後のE-JUSTと立命館の連携強化などについて意見交換を行いました。

 E-JUSTは、JICAの技術協力プロジェクトの支援を受け、2010年2月にアレキサンドリアに工学系大学院として開学されました。立命館は、2017年5月にJICAと業務実施契約を締結。E-JUSTへの職員派遣、留学業務に関するオンライン研修の実施、立命館アジア太平洋大学への留学生受け入れ、E-JUST職員を対象とした研修の実施など、継続的な支援を実施しています。2019年7月からは、仲谷学長がE-JUST理事会委員を務め、E-JUSTの大学運営にも参画しています。

 懇談のなかでAmr Adly学長は、立命館への謝辞とともに、大学運営強化に向けたさらなる支援についての期待を述べられ、立命館大学との交換留学制度の実現など、今後の連携に向けたビジョンをお示しいただきました。
 仲谷学長は、新キャンパスや新しい学部の開設など、大きく発展を遂げるE-JUSTへの祝意とともに、「職員育成支援に加え、教育・学生交流・研究に関する連携を一層強化していきたい」と、抱負を述べました。
 立命館は、今後も学生交流の実現、E-JUST職員の研修受け入れなど、一層の連携強化を通じた教育・研究のグローバル化に取り組んでまいります。

Amr Adly学長
Amr Adly学長
仲谷善雄学長
仲谷善雄学長

※記念写真撮影時のみマスクを外しています。

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