5月18日(日)、大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、地域交流イベント「いばらき×立命館DAY2025」を開催しました。

当日は地域の皆さまをはじめ、お子様連れのご家族からご年輩の方まで幅広い年代の30,000名もの方々にお越しいただき、屋内外180を超える多種多様の出展やパフォーマンスなどをお楽しみいただきました。 6学部・7研究科体制となって迎えた今年のいばらき×立命館DAYでは、もっと挑戦が動き出す「TRY FIELD」を中心として、研究室で開発したVRを用いたブランコや、ARやVRを駆使したXRの仮想現実空間の体験、3Dプリンタやレーザー加工機を使った「デジタル工作」など、本学の研究と教育に触れていただけるイベントを実施しました。

また、大阪・関西万博開催記念イベントとして「OIC EXPO」と題し、本学が協賛する大阪・関西万博テーマ事業(シグネチャーパビリオン)プロデューサーである中島さち子氏と世界で活躍する10名の音楽家による「中島さち子率いる世界をつなぐ五感のクラゲバンドスペシャルライブ」や、B棟R-AGORAやスタジアムにてクラゲワークショップやsteAm Playgroundなどといった家族参加型の各種イベントが開催されました。また、わくわくEXPOラリー、グルメクエスト、不思議の国での謎解き、屋台巡りなど、本学学生により構成された「万博学生委員会」による日本文化、環境問題、食課題、広報などをテーマにしたブース・ステージなど、各所で様々な企画が展開されました。大阪・関西万博リベリア政府代表Juli Endee氏、ヨルダン館政府代表代行のシファ・ズグール・ハッダード氏も応援に駆けつけ、Endee氏は歌でも盛り上げてくださいました。

中央エリア・南エリアの屋外では、里山の素材で楽器とおもちゃ作り、花苗と園芸用品販売、各種屋台が出展され、お子さまからおとなまで、ご家族連れで賑わいを見せていました。

また、恒例の経営学部、政策科学部、総合心理学部、グローバル教養学部、映像学部、情報理工学部の新入生クラスによる飲食模擬店、縁日企画、体験企画などで、新入生の奮闘ぶりが見られ、地域交流の意義・楽しさを理解するとともにクラスのメンバー同士の達成感を共有できる機会となりました。

 スポーツ体験企画は、チアリーダー体験会、ホッケー体験教室、ガンバ大阪のサッカー教室が開催され、子ども達の楽しそうな姿が伺えました。

共催の茨木市からは、毎年多くの子どもたちで賑わう防火衣やヘルメットを着用しての消防車の前での撮影をはじめ、ごみ分別の大切さの理解を促すごみ分別ゲーム、JR茨木駅・阪急茨木市駅前周辺の整備基本計画の展示、「いばきた」の魅力紹介、効き水チャレンジ、アマゴのつかみ捕り、そしてOIC地域交流イベントとしては初めてとなる献血バスによる献血も実施され、茨木市からの出展は計21ブースとなりました。

岩倉公園では、おもちゃの重機でのお菓子すくい、茨木童子のふわふわ体験などもありました。

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大学の研究成果に関わっては、総合心理学部サトウタツヤゼミによる心理学を応用した「アイドル診断」、経営学部中村真悟ゼミと企業とののコラボによるペットボトルキャップによるリサイクルワークショップ・おむつラボ~作って、見て知ろう!~・一般社団法人家電製品協会と連携し本物のテレビ分解体験が実施され、使い終わった家電のリサイクルを体験しながら学ぶことができました。また、海の環境問題「磯焼け」と未利用資源の有効利用のため開発したペットフードの販売やサンプル配布も行われ、子どもから大人まで楽しめる企画で終日賑わいました。

ステージ企画では、和太鼓による迫力あるオープニングからはじまり、立命館大学応援団、各種ダンス、アカペラなど学生によるパフォーマンスや、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー中島さち子氏によるスペシャルトーク、たんぽぽ中条学園の園児によるチアダンス、プロの歌手による歌唱などが繰り広げられ、観客の皆さまからは都度歓声が上がり、一体感と感動が会場全体に広がっていました。

OICはこれからも「地域を愛し、地域に愛されるキャンパス」を目指し、地域の皆さまにお力添えを頂きながら地域・社会連携を通じた活動をすすめて参ります。

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