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中学2年~高校1年対象 SDGs English Campを実施しました

2021年08月23日 中学校高校
7月31日から8月2日の3日間、中学2年生から高校1年生までの生徒17名が滋賀県高島市にてSDGs English Campに参加しました。このSDGs English Campは、その名の通り、英語話者との交流をしながら持続可能な開発目標 (SDGs)に関連した学びをする研修です。SDGsについて、特に今回はSDGs未来都市に制定されている滋賀県におけるSDGsについて学び、また未だ海外研修ができない状況の中、普段の学校生活や授業では経験できないような英語にどっぷりと浸かる環境で、自ら英語でコミュニケーションを図ったり、SDGs達成に向けて自分たちにできることを考え、英語でプレゼンテーションを行いました。
1日目は、Opening Ceremonyの後、Pasta Tower Challengeでアイスブレークをし、その後、コンポスト(堆肥)についてなどネイティブの先生による環境に配慮した生活様式についてお話を伺ったり、高島市観光協会の方から高島市について、インパクトラボ上田氏から琵琶湖生態系やMLGs(Mother Lake Goals)について講演して頂きました。また、英語レッスンとしてSDGsボードゲームや新聞紙を使ったバスケットづくりなどのアクティビティをして、Upcyclingについても学びました。
2日目は、朝から琵琶湖畔に散策に出かけ、Scavenger Huntをしました。ここでは、プラスチック製品やペットボトルなどのゴミを含め、琵琶湖畔にどのようなものが落ちているのかを拾い集め、観察しました。拾い集めた自然分解しないゴミは持ち帰り、湖岸清掃をしました。また、琵琶湖畔に生息しているヨシ群生にフィールドワークに行き、ヨシ植物が琵琶湖の生態に如何に関係しているのか、環境問題との関連性についても学びました。紙素材になり得るサステナブル素材としても注目を浴びているヨシを用いてヨシ笛を制作しました。英語レッスンでは、グループ対抗で、SDGsクイズを行ったり、SDGsに関する英語スキットをオリジナルで作成し、発表し合いました。夕方には、「RITS SDGs」という人文字を作り、ドローンで撮影したり、「English Only Talk Time」を楽しみました。
最終日には、製本会社であるHORIZONを見学し、企業視点でのSDGsの取り組みについて学びました。その後、最終英語プレゼンテーションとして、学年混合グループごとにこのキャンプを通して学んだり考えたことを基に、SDGsに関してどのような問題を興味を持ち、またその問題に対する解決方法や自分たちにできることは何かを考え、発表しました。
参加生徒たちは、「SDGsについて一層興味を持った」「琵琶湖の環境問題やMLGsについてもっと知りたい」「英語学習をもっと頑張りたい」「学校でもできる食品ロス問題やコンポストに取り組んでみたい」と感想を述べており、本校としてはSDGs English Campの実施は初年度でしたが、大変有意義な研修となりました。生徒たちの英語学習やSDGsに対する興味関心が一層喚起され、このキャンプを契機に今後の学校生活で地球の未来や環境について自分事として捉え、主体的に行動を起こしていく生徒へと成長していくことと期待しています。

nkc/news_220222_4
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