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高校1年生GJクラス 第5回全国高校教育模擬国連大会に参加しました
2021年08月20日
高校
去る、2021年8月7日(土)、8日(日)の2日間、全国中高教育模擬国連研究会(全模研)主催の第5回全国高校教育模擬国連大会(AJEMUN)に高校1年生Global Juniorクラスの生徒2名が、西アフリカのギニアビサウ大使として参加しました。当日は2名一組で約300組のチームが、割り当てられたそれぞれの国の大使として、自国を代表しての議論を牽引することになり、経験者による一般議場3部屋と初心者議場4部屋の計7部屋に分かれて真剣な議論を繰り広げました。会議は基本日本語で行われ、形式はハーバード形式で行われていました。
今回も昨年同様オンラインでの開催となりました。会議は両日とも昼休憩をはさみ午後5時ごろまで行われ、画面上ではありましたが、参加者は白熱した議論を戦わせ有意義な2日間となりました。今回のテーマは「児童労働」で、各国の現状とその打開策を議論し合いました。残念ながら最優秀賞や優秀賞には届きませんでしたが、参加した二人にとっては貴重な経験となりました。
以下、参加生生徒の感想より。(抜粋)
僕は今回友達に誘われて初めて模擬国連大会に参加しました。最初は不安や焦り、本当に自分に学校代表として出ることができるのかという不安がありました。けれど、事前調査やレポートをまとめていくうちに、ギニアビサウという国の児童労働の深刻さ、それを解決・改善したいという強い意志が芽生え、不安や焦りはどこかへ飛んで行っていました。この模擬国連では、自分の担当した国ギニアビサウだけでなく、世界全体の児童労働の実態、各高校の生徒さんたちの絞り出した案、それらをよく知り、それらについてよく考え、もうできないであろう一生に一度の大切な経験をすることができました。今自分たちが親に養われ、毎日何の不自由もなく学校に行くことができ、日々を謳歌できていることがどんなに幸せなことか、どんなに重要なことかを改めて考え、感じることができました。この模擬国連を通し、自分の世界の様々な問題に対する認識の仕方、世界への関心が一層深まりました。重要な経験ができ、本当に充実した2日間になりました。