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【SSH】理工学部研究室体験「ラボステイ」を実施

2022年08月22日 高校
8月1日(月)~5日(金)までの5日間、立命館高校生が立命館大学理工学部の研究室を体験し、その「研究活動」について知る企画として、「理工学部ラボステイ」が初めて実施されました。高校1年生3名、2年生4名、3年生2名の計9名がそれぞれの興味分野に沿った9つの研究室に分かれて参加しました。期間中は研究活動の見聞、体験として、研究室に毎日通い、指導教員の監督のもと、研究室に所属する学部生・大学院生の作業(実験、データ処理など)に加わったり、ゼミナールに参加したりしました。高校生自身も小さなテーマを持ち、大学生や院生に教えていただきながら、CADの操作、プログラミング、模型作成などに取り組みました。最終日には高山学部長から修了証を授与していただきました。
 事後アンケートでは「理工学部への興味関心が深まった」「自身の進路を考えるうえで参考になった」と述べており、生徒たちにとって大切な進路選択の大きな一助となったことがうかがえます。
 夏休みに研究室に5日間通い、大学生に交じって研究活動の一端を体験させていただくという附属校ならではの企画になりました。理工学部長の高山先生、受け入れてくださった研究室の先生方、大学生、院生の方々に大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

<参加生徒感想(一部抜粋)>
  • 建築情報という部門の中でもたくさんの種類の学問があることを学びました。研究室にいらっしゃった先輩方の今行っている研究をそれぞれ紹介していただいたのですが、一つ一つが違う方面の学問ですごく驚きました。また、その種類の多さにとても圧倒されました。 今回はPythonを基礎から学び、模様を描いてレーザーカッターでスマートフォンスタンドを作りました。模様を描くだけでなく、形にできたことにとても感動しました。いままでは2次元で終わっていたものが3次元になって出てくるということにすごく感動しました。
  • 電子情報工学科の研究室で体験させていただいたのですが、電子情報工学は勝手にパソコンに向かって作業をすることが多いと思っていたのですが、この研究室では手を動かしてモノを作り出していると知り、同じ学部でも様々な研究内容があるのだと改めて感じました。 私のなかで知識は知識でしかなかったのですが、先輩方は知識を応用して、実際にモノを作り出しているのを間近で見せていただき、ここがうまくいかない、もう少しこうしたいといった話し合いから、モノが出来上がっていることを実感し、面白いと感じました。
  • 分野が限定されているとはいえ、研究の内容にさまざまなものがあって興味深かったです。機械工学系の分野の研究テーマの設定の仕方を学べたことは、特に良かったです。少し意外だったのが、CADで図面を書くだけではなく、電気系の配線をしたり、プログラミングを組んだりと、幅広いことをするということでした。研究室にもよるのかもしれないですが、最初に想像しているよりも研究室というのは自由で学生の裁量に任されているところがあることは僕自身にとってはいい環境なのかなと思いました。
  • 大学生や大学院生が実験施設や研究について教えてくださるだけでなく、大学生活についても教えてくださりとても参考になりました。また、5日間を通して研究テーマを一緒に考え、その後の模型作成や実験までサポートしていただき、お昼もご一緒させてもらったり、とても楽しく過ごせましたし、大学生活のイメージがわきました。今後の進路決定の参考にもなったので、参加してよかったです。
  • 高校生の時に研究室についてこんなにも詳しく知り学ぶことができてとてもよかったです。また、研究室の先輩方の研究など、あまり知ることができないことを知れたり、ありのままの姿の研究室を知れてとても面白かったし良い経験になりました
  • もともとどういうかことをするのか知らなかったが、実際に体験してみたことで、その学部について詳しく知ることができた。文系に行くか理系に行くかずっと迷っていたので、今回の体験はとても勉強になった。
  • このラボステイがプログラミングや、大学で行われている研究を知るきっかけになりました。研究者のイメージと同じように1週間地道な作業をし続けているのを見ていてこれが実を結んだ時感動するだろうなと思った。 僕もその研究チームの仲間として入りたいと思った。

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