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【SSH】Japan Super Science Fair 2021[Day 2]
2021年12月06日
高校
JSSF2021の2日目にはフェアの中心である口頭発表が行われました。代表として各校1本の発表が選ばれ、ライブでの発表を行います。それに加え、国際共同課題研究については、各校別枠でもう1本の発表が可能としています。国際共同課題研究の普及を目的としての配慮です。JSSFでは、19カ国・地域の時差がある中で、すべての研究発表を世界中の参加者へ届けるため、3つのタイムゾーンX、Y、Zに分け、その中の2回で発表を行うことで世界中の発表者が世界中の聴衆に自分の研究を届けることを可能にしています。日本国内の学校はすべて、朝の時間帯であるZone Xと夕方の時間帯であるZone Yで発表しました。今年度は45本のライブ発表が分野によって5会場に分かれて行われました。 聴講する生徒との質疑や、コメンテーターによるアドバイス等、有意義な時間となりました。
次の取組は、Day 1のScience Talkの講義後、講師の先生から与えられた課題に対してグループ討議が行われ、その内容をポスターとしてまとめたものの発表です。短時間でありながら、グループ議論を経てオンラインポスターを共同で完成させ、どのグループも立派なプレゼンテーションを行いました。講師の先生によって優秀班が選ばれ、最終日に表彰を受けることになっています。
その後、Day 1に引き続き、2回目のScience Showdownが行われました。昨日と同じグループメンバーでの活動です。Day 2のShowdownの課題は地学分野です。各グループで話し合い、「キーワード」「数字」「事前に準備した水の写真」を含んだ、環境問題を啓発するポスターを協力して1枚作成するという課題が課されました。こちらも最終日に表彰されることになっています。
Day 2を終えた本校生は次のような感想を述べており、それぞれの生徒たちの成長を感じることができます。
- Showdownのメンバーともどんどん打ち解けられるようになってきたと思うし、昨日に比べて手応えは全然違いました。明日も小グループの司会が控えているし、まだまだあと2日間がんばります!
- 去年はslackで一回だけ質問しましたが、今年は口頭発表の場で質問できたのがよかったです。そしてslackも合わせたら3回質問できました。私にしては大きな成長だと思っています。また、Science Talkでチームメンバーとプレゼンテーションを成功させられたこともよかったです。
- 難しく挫折しそうになるけど、日々成長を感じています!出来なかったことを次の日出来るように準備して、それで成功した時は嬉しかったです。
- 1日目よりも海外生と話すことに緊張は無くなって、話しやすくなった。研究発表の司会は時間のやりくりが大変だったけどしっかりできてよかった。
- 研究発表は難しかったです。びっくりするくらい高度な研究がいくつかあって驚きました。
- 今日研究発表を行って、心から選ばれてよかったなと初めて思えました。ここまで辛いことがあったけど、JSSF2日目にして心に一区切りがついたかなと思いました。この経験や感じた悔しさを糧に残りの学校生活を過ごしていきたいなと思いました。
- 1日目も2日目も昨年に比べて2回目の参加のJSSFで成長していることを感じることができました。ハプニングがあっても瞬時に対応する力もつきました!しかし今日の質疑応答で答えられなかったことが本当に悔しく思いました。明日の小グループ発表では質問にすぐに答えられるようにがんばりたいです!
- 去年は本当に異世界にいるように感じて、課題もたくさんやらなくてはいけなくてとても大変で辛いイメージだったが、今年やってみて一年間でやっぱり成長しているのだなと感じることができた。とにかく今は楽しさばかりです!!!