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【SSH】理工学部研究室体験「ラボステイ」に高校生が参加
2024年08月21日
高校
7月29日(月)~8月2日(金)までの5日間、立命館大学理工学部の研究室を体験し、その「研究活動」について知る企画として、「理工学部ラボステイ」が実施されました。今年で3回目の実施となり、本校の高校2年生2名、3年生3名の計5名がそれぞれの興味分野に沿った5つの研究室に分かれて参加しました。期間中は研究室に毎日通い、指導教員の監督のもと、研究室での実験等に加わったり、ゼミナールに参加したりしました。また、高校生自身も独自のテーマを決め、大学生や大学院生に指導していただきながら、自身のテーマの研究にも取り組ませてもいただきました。そして最終日には高山学部長から修了証を授与していただきました。
事後アンケートでは「大学の研究室に興味が湧いた」「理工学部への興味関心が深まった」との回答が寄せられ、生徒たちにとって大切な進路選択の大きな一助となったことがうかがえます。
この「理工学部ラボステイ」は、夏休みに研究室に5日間通い、大学生に交じって研究活動の一端を体験させていただくという附属校ならではの企画になりました。理工学部長の高山先生、受け入れてくださった各研究室の先生方、大学生、大学院生の方々に大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
<参加生徒感想(一部抜粋)>
事後アンケートでは「大学の研究室に興味が湧いた」「理工学部への興味関心が深まった」との回答が寄せられ、生徒たちにとって大切な進路選択の大きな一助となったことがうかがえます。
この「理工学部ラボステイ」は、夏休みに研究室に5日間通い、大学生に交じって研究活動の一端を体験させていただくという附属校ならではの企画になりました。理工学部長の高山先生、受け入れてくださった各研究室の先生方、大学生、大学院生の方々に大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
- 私はロボットに興味がありました。その一方で進路選択の迷いや不安を払拭したくて参加しました。ロボティクス学科では、ロボットの少し深堀した知識やそれに関連したプログラミングやプロセス、歴史について学習しました。5日間を通して特に印象に残っているのはロボットアームの実験です。単純な動きに見えてとても複雑なもので数多の壁にぶつかりました。その都度、多方面からのアプローチを試し、時には過程を見直し修正するだけでなく、見落としがちな根本を疑うことが重要であることを学びました。また、大学院生の方々と多く関わる機会がありました。先輩方からは大学に入ってからの楽しいことや経験や失敗談からの大学在学中にやっておいたほうがいいことなど近い将来に活かせるアドバイスをいただきました。ラボステイは様々なことが学べるいい機会であると強く感じました。
- ラボステイでは「シュークリームを自動箱詰めするロボットハンド」を達成するためのCADの基本的な使い方や、実際に私たちが作ったロボットハンドの耐久性を知るためにArduinoを用いた耐久性実験の目的や方法などを学びました。職種によってはCADなどのアプリを使う場面が必ず出てくると思います。今回このスキルを学べたことで、もしこのような機会が今後あった時にすぐ対応することが出来るようになったことが私の中で最も得られた成果だと思います。普段、大学院生や教授の方々とお話する機会は無いので、人間関係や物事の考え方など沢山のことを学ぶことができ、今後の人生においてとても貴重な経験を得られました。
- 私は2つの実験を体験させていただきました。1つはミジンコを使った遊泳阻害実験、もう1つは水質検査です。他にも人工湿地など様々な活動を見せていただきました。私は活動を通して、実験計画を立てることの大切さ、結果を出すことの難しさを学ぶことが出来ました。教授や研究室の方を中心に、大学院生の方も自分の実験や日常生活の話、後悔したことなど、いろいろなお話を伺うことができ、とても充実した5日間を過ごすことが出来ました。
- ラボステイでは、画像系のAIについて様々なことを学びました。大学院生の方々が,少し難しい分野などもわかりやすく教えてくださり非常に勉強になりました。他にも研究内容や普段どのように研究しているかなど、普段のオープンキャンパスでは聞けない大学生の生活などを知ることができました。大学生や大学院生と5日間に渡り交流し、大学生活についてイメージを持つことができました。
- 理工学部の物理数学科のラボステイでは、3つの研究室を見学させて頂き、数式や、座学に囚われることの無い物理の世界を深く知ることができ、特に、日常に潜む物理を研究している研究室が自分の物理への苦手意識を変えてくれた気がしました。個人的には、天文に興味があって申し込んだラボステイですが、4回生、大学院生の先輩方が研究室の案内や研究を説明してくださり、「この学部、学科に入ったらこんなことをするんだ」という現実味が湧き、非常に良い経験になりました。