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高校女子バレーボール部が台湾で国際親善試合に参加

2025年04月28日 高校
2025年3月28日~31日、立命館高校女子バレーボール部は台湾・高雄市にて、国際親善交流試合に参加しました。
この遠征の目的は、世界のバレーボールの作戦や技術を学ぶことだけではなく、同じ世代で同じスポーツに情熱を注ぐ仲間たちと出会い、ホームステイや交流試合を通じて、「スポーツで心が通じ合う」という体験とその感動を自らの将来へとつなげることが大きな目標でした。
初日は、元台湾代表選手である慮監督率いる中山大学の選手たちと合同練習。全国レベルの鋭いスパイクと洗練されたチームプレイに圧倒されつつも、その中にある突き抜けたチームの明るさで自然と良いプレーが生まれていく空気感は、日本ではなかなか味わえない海外ならではのものでした。そんな中で立命館の生徒たちも自分たちのチームの課題を見つめ直し、「もっと明るく声をかけるチームになろう」と気持ちを一つにしました。
翌日の親善試合では、記念品交換と一礼で幕が開け、いよいよ真剣勝負へ。台湾チームの活気と笑顔、そして全力でバレーボールに挑む姿勢に触発され、立命館の選手たちも全員で応援と喜びを揃えていく日本らしいバレーボールで力を発揮しました。最終成績は4勝2敗、惜しくも優勝は逃しましたが、大会主催校の校長先生は「言葉ではなく、スポーツで笑い合い、悔しがり、心を揺さぶり合って、通じ合う。この親善試合は、見ている人も熱くさせる青春そのものであった。」と温かい言葉を下さいました。
また、今回の親善試合はバレーボールだけではなく、ホームステイや学校訪問もあり、キャプテンは、同じく台湾のチームでキャプテンをする高校生のお宅に宿泊し、気持ちさえあれば、言葉も出て、笑顔になって、心はつながる―そんな実感を得たようです。
「小学校からバレーボールをやっていて、本当によかった。」と語るキャプテンの桑田さん。そして、今は「もっとバレーボールを上手くなりたい」、「もっと世界の人と交流したい」と選手たちは目を輝かせています。たった4日の経験ですが、将来、彼女たちが卒業した後も、温かく背中を押してくれるような心の奥で残り続ける経験になってくれればと願っています。(監督:宮下陽帆)

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