５月２日から８日の７日間で、スウェーデンSDGｓ研修を実施しました。参加者は、中学２年生から高校３年生までの１５名です。
　現地のホストは、昨年度のRits Super Global Forumで来日してくれた生徒も多く、久々の再会を喜び合う場面もありました。週末の到着であったため、緊張のホームステイからプログラムが開始しましたが、皆、ホストファミリーと一緒にスウェーデンの伝統料理を作って食べたり、街歩きをしたりして週末を楽しんだようです。今回の受け入れ校は、マルメ市にあるBladins Gymnasiumと、イースタッド地方にあるYstad Gymnasiumの2校です。Bladins Gymnasiumのあるマルメ市はスウェーデン第３の都市で環境保護に先進的な取組が多くあります。週末には、学校から課された「エコな取組を見つける」というミッションをこなしてポイントを稼ぎ、最高ポイント獲得者にはフェアウェルパーティーで素敵なプレゼントが贈られました。イースタッドでは歴史的な街並みが見事に保存され、Ystad Gymnasiumの生徒のガイドで、映画のセットのような風景の中、街歩きを楽しみました。スウェーデンでは脱車社会の機運が高まっており、どこに行くにも基本的には公共交通機関と徒歩、もしくは自転車を利用することが基本です。プログラム中、自転車に乗ることはありませんでしたが、フィールドワークではバス利用とともに本当にたくさんの距離を歩きました。
　Bladins、Ystad、どちらの学校でのプログラムにも両校からのホスト生徒が参加してくれ、短い期間ではありましたが、観光も含めて様々な活動を一緒に行いました。最後は涙のお別れとなりましたが、またいつかどこかで出会えるように、この縁が長く続いて欲しいと思います。