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高校3年生 理系選択『地球惑星科学』で佐伯和人教授(宇宙地球探査研究センター(ESEC)センター長)による特別講演を実施しました。

2025年10月03日 高校
9月25日(木)高校3年生 SSコース理系選択科目「地球惑星科学」の授業に立命館大学 宇宙地球探査研究センター(ESEC)センター長・佐伯和人教授をお招きし、特別講演「月、太陽系の探査と未来」を実施しました。
講演では、月や太陽系を研究対象とする意義や、人類が直面している現状について触れられたほか、佐伯和人先生の研究成果として、SLIMによる観測や南極・昭和基地と月探査との関わりについて、実際の体験を交えてご講演いただきました。

<生徒感想>
・宇宙開発において、理系分野だけでなく文系分野でも活躍していけると聞いて、大変興味を持ちました。志望学部が違っても興味のある研究に繋がると感じ、これからどんな勉強をしていくかを考えるうえで、とても参考になりました。
 
・宇宙は自分には関係のない遠い存在だと思っていましたが、これからの未来では密接に関わっていくことになると感じました。宇宙での仕事と考えるのではなく、自分の仕事がどう宇宙に転換できるかという考え方はとても印象に残りました。
 
・先生の研究事例の中のSLIMがとても印象に残りました。SLIMが月に到着するときの機体の向きや速度の細かさを知り、宇宙開発の奥深さを感じました。最先端の研究を体験談を通して聞くことができ、貴重な経験をすることができました。
 
・南極で氷河の流れを計測する実験の難易度の高さに驚きました。複数の実験器具を設置しても、トラブルがあって一つしか機能していないそうです。それを聞くと、誰も行ったことのない場所で研究することの難しさを感じ、挑戦する研究者の方々の努力に感動しました。

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