10月25日（土）に、本校2階センターアトリウムにおいて、第20回サイエンスポスターセッションコンテストを開催しました。本校の中学生が夏休みの自由研究の成果をもとにポスターを製作し、その内容を中学全生徒・教員と来校いただいた保護者の前で発表する取り組みで、今年で20回目の開催となります。

　事前にクラス予選を突破した代表の生徒たちが各々発表し、調査方法の独自性やポスターの完成度、そして発表の仕方などを総合的に判断して評価されます。年度により人気の研究ジャンルは異なりますが、今年は身近な材料を使った発表、また、環境や生命科学分野の発表が例年よりも多かったです。今年度、最優秀賞に輝いたのは、中学3年 鹿谷 俊介さんの「琵琶湖のマイクロプラスチックの現状に迫る Vol.2」でした。 

　加えてこの日は、本校記念ホールにて高校のSSGクラスの先輩たちの口頭発表も見学しました。英語で記載されている高校生たちのポスターの見学をし、強い憧れと尊敬の念を抱きつつ、身近な目標としての存在が確認できた１日となりました。今後の探究活動に生かしてほしいと思います。 

＜最優秀賞＞ 

「琵琶湖のマイクロプラスチックの現状に迫る Vol.2」 

＜優秀賞＞ 

「データサイエンスから見る北陸新幹線京都駅」 

「りんごのさん酸化を防ぐ」 

「アオミドロの増殖をコントロールできるか」 

「ヒートアイランドの犯人は？」 

「同じ紙でも強度が変わるペーパーブリッジ」 

＜奨励賞＞ 

「磁石の強さの変化について」 

「走馬灯の作成及び速度と温度の相関関係について」 

「化粧水及び乳液の適正なグリセリン濃度を調べる」 

「お風呂のカビ掃除」 

「効率的に豆苗を育てるには」 

「カイワレダイコンの耐塩性とその原因」 

「トラス構造の強度について」 

「おいしい茶碗蒸しの作り方」 

「太陽光を利用した手作りソーラークッカーの研究」 

「蚊っとうは懲り懲りだ！」 

＜佳作＞ 

「競技カルタの音の聞き分けに、物理的な音の違いはどう関係しているか」 

「猛暑を乗り切るための色と素材の選び方」 

「水の音とお湯の音って違うの？」 

「サイクルエネルギーで走る未来の車」 

「炭酸を作ってみよう！」 

「より耐久性のあるカゼインプラスチックを作ろう」 

「３秒ルールの科学」 

「服などの種類によるダニのつきやすさ」 

「植物の成長に対する生活排水の影響調べ」 

「野球グラブの革の耐久性と良いケアの方法」