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国際共同研究プロジェクト ICRP が始動 — 世界180名の参加者が一堂にオンライン集結 —

2026年05月25日 高校
 令和8年度 立命館高等学校 SSH研究開発事業のプロジェクトであるInternational Collaborative Research Project(ICRP)が始動し、第1回オンライン全体会が開催されました。
 「国際共同研究に取り組みたい日本中の高校生にその機会を届けたい」という願いから生まれたICRPは今年で5年目を迎え、これまでに300人以上の国内高校生が参加してきました。国内参加校を本校の国際ネットワークの中にある海外校へ共同研究ペアとしてマッチングし、年間複数回の学習会・全体会を主催し、8か月間のプロジェクトを運営しています。これまでに参加した生徒たちは、サイエンスの知識や実験手法、英語でのコミュニケーション力とともに、粘り強く取り組む力・計画力・チームで協働する力など、多くのことを身につけてきたと話してくれています。
 今年度は海外校15校・日本国内校23校から134名の高校生が参加し、第1回全体会へは生徒・教員あわせて180名が世界中からオンライン上に集いました。第一部で東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構の林左絵子先生から、宇宙をテーマに「The Great Connection — A journey through space, time, and collaboration —」と題した基調講演が行われ、国境を越えた探究と協働の意義を深く問いかける時間となりました。また、国際共同研究に取り組むにあたって、「なぜ?何が?」の問いを深めること、相手を信頼すること、地球規模だけでなく「宇宙規模で」物事を考えること、という大変示唆に富むお話をいただきました。
 続いてランダムに構成されたブレイクアウトルームでグループ活動を行い、参加者同士が初めて言葉を交わす場となりました。研究パートナーグループとの顔合わせでは、事前に制作した自己紹介動画を互いに紹介しあい、緊張の中にも温かな雰囲気で国際的なパートナーシップがスタートしました。今後は立命館高校主催の全体会と各校ペアのオンラインミーティングを重ねながら、テーマ設定・実験・考察を協働で進め、1月末のオンライン発表会International Collaborative Research Fair(ICRF)での成果発表を目指します。
 海外の高校生と同じ問いに向き合い、言語や文化を越えて議論を深める——ICRPはそのような経験を、8か月間かけて積み重ねるプロジェクトです。科学的な探究を軸に、生徒たちは研究者としての視点と、真のグローバルな協働を同時に学んでいきます。立命館高校は今年度も、この国際共同研究の場を丁寧に育んでいきます。

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