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シンガポールSingapore International Mathematical and Computational Challengeで高校生が奮闘!
2026年06月23日
高校
シンガポールNUS High School of Mathematics and Science (NUSHS)で5月25日(月)〜29日(金)に行われたNUSHS・シンガポール教育省共催の国際数学・情報コンテスト、Singapore International Mathematical and Computational Challenge (SIMC2.0) 2026に高校MSコースの生徒3名(3年生2名、2年生1名)が参加しました。このコンテストは2008年から隔年で開催されていたユニークな数学コンテストSingapore International Math Challenge (SIMC)に2022年から情報の要素も取り入れられ、Singapore International Mathematical and Computational Challenge (SIMC2.0)と改称されて実施されているものです。今年は27カ国から42校が参加する、大規模かつハイレベルなコンテストとなりました。
Challengeは3人1チームで取り組む現実社会での応用問題であり、オープンエンドで非常に難度の高い問題です。生徒たちはこの難問に対し、チーム内で役割分担をしたり、意見や考え方を共有したりしながら、30時間をかけて粘り強く取り組みました。解答を10ページのレポート(英語)にまとめ提出した後は、翌日の15分間の口頭発表と20分間の質疑応答に向けて、スライドと原稿を作成しました。まさに、合計50時間を超える非常に濃密なChallengeとなりました。
学校の授業の内容をはるかに超えるChallenge問題に対して、参加生徒3人はお互いに話し合って協力し、新しい知識を身に付けながら粘り強く問題に取り組みました。受賞は叶いませんでしたが、得難い経験を通してたくさん学び、大きく成長ができたと確信しています。
<スケジュール>
5月25日(月)
午前中は華やかな開会式に参加した後、Challenge問題に関する特別講義を受けました。1週間のChallengeに対する期待感とともに、緊張感も高まりました。午後には、他校の参加者とのアイスブレイク企画を通して世界中の生徒と楽しく交流し、その後、NUSHSの校内案内に参加しました。
5月26日(火)
9時にChallenge問題が発表され、終日、問題に取り組みました。今回のChallenge問題は、線形代数を基礎とし、主成分分析などのデータ分析手法を発展的に扱いながら、スペクトル解析等への応用について考える、高度で非常に難度の高い内容でした。
5月27日(水)
前日に引き続きChallenge問題に取り組み、解答をレポートにまとめました。15時のレポート提出後は、翌日の口頭発表に向けて、スライドと原稿の作成を行いました。
5月28日(木)
午前中は、引き続き口頭発表の準備を行いました。午後には、審査員の前で口頭発表を行いました(口頭発表15分+質疑応答20分)。発表を終えた後は、大きな達成感と開放感を味わいながら、夕方からシンガポール市内を観光し、現地の文化に触れることができました。
5月29日(金)
午前中のFree & Easy(自由時間)では、シンガポール市内を観光しました。午後は学校に戻り、中学生対象の取組であるExplore Challengeの成果発表会に参加し、中学生の発表を聞いたり、質問をしたりしました。夕方には授賞式・閉会式に参加し、その後のフェアウェルパーティでは、多くの他校生徒と交流し、写真を撮るなどして親睦を深めました。将来につながる国際的なネットワークを大きく広げる機会となりました。
参加生徒は「SIMC2.0では、Challengeに取り組む中で、一つの問題を多角的に考え、粘り強く試行錯誤することの大切さを学びました。特に、既存の知識だけでは解けない問題に対して、自ら方針を立てて考察を進める経験は大きな刺激となりました。また、口頭発表では、自分たちの考えを限られた時間で分かりやすく伝えることの難しさを実感し、論理的に説明する力の重要性を学びました。SIMC2.0への参加を通して、数学的思考力だけでなく、表現力や主体的に挑戦する姿勢も成長したと感じています。」などと述べています。