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2025.04.07

2025年度新入生オリエンテーションが実施されました

2025年4月1日、政策科学部は約400名の新入生を迎えました。
新入生は、4月4日までの新入生オリエンテーション期間中、各種ガイダンスをはじめ、
クラス懇談会、キャンパスツアーなど盛りだくさんの企画に参加しました。
企画実施にあたっては、先輩学生である政策科学部自治会や政策科学会学生委員会の
メンバーも新入生を手厚くサポートしてくれました。

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2025.03.20

2024年度卒業式・学位授与式が実施されました

2025320日(木・祝)、大阪いばらきキャンパスにて2024年度卒業式が執り行われました。

政策科学部生では366名(政策科学専攻363名、CRPS専攻3名)のみなさんが卒業されました。

卒業生のみなさんの今後のご活躍を心より祈念しています。

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2025.03.14

政策科学部3回生の丸岡広大さんと村口颯さんが第20回日本LCA学会研究発表会で学生優秀ポスター発表賞を受賞しました

県立広島大学にて開催された第20回日本LCA学会研究発表会で政策科学部3回生の丸岡広大さんと村口颯さんが学生優秀ポスター発表賞を受賞しました。
 丸岡さんは児童労働による健康被害の定量化を試みる方法について研究しており、本発表ではバナナやコーヒーなど、児童労働リスクが高いと考えられる農作物を対象に国別リスクを定量評価した研究成果を発表しました*1。
 村口さんはコーヒー豆の炭火焙煎による温室効果ガス排出量を一般的な化石燃料を用いるケースと比較し、より低環境負荷なコーヒー提供へ向けた検討を行いました*2。本研究は企業と共同で実施し、実際の商業レベルで稼働している工場のデータを分析したため、想定外の環境負荷削減点を発見することもできました。

 両名ともまだ3回生であり、今後のさらなる研究の進捗、活躍が期待されます。
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*1: 丸岡広大, 渕上智子, 中野 勝行 (2025)「ソーシャルLCAにおける児童労働による健康影響の定量化方法」第20回日本LCA学会研究発表会, 県立広島大学, [2-P3-19]
*2: 村口颯, 渕上智子, 中野勝行 (2025)「コーヒー豆炭火焙煎のカーボンフットプリント」第20回日本LCA学会研究発表会, 県立広島大学, [2-P1-27]

過去の受賞者はこちら

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2025.03.07

世界自然遺産 知床の自然情報誌「SEEDS」に政策科学部の実習が紹介されました


世界自然遺産 知床の自然情報雑誌(シーズ:知床財団が発行)に、政策科学部の実習が紹介されました。
掲載されたのは、学部3回生が毎年夏に、北海道の知床で、野生動物保全、エコツーリズム、地域の教育問題について学ぶ集中セミナーです。

知床ではこれまで、野生生物について学ぶ、いわゆる理系の実習は行われてきましたが、政策科学部の取り組みは、野生動物に関して学ぶだけでなく、地域の小中学生や保護者との交流や、観光業を営む企業とのワークショップを通して、学生が地域の課題を地元の関係者とともに学び解決策を考えるもので、これまでになかった学際的な実習として注目を集めています。

詳細はこちらからご確認いただけます。1,2ページ目に政策科学部生の活動内容が、3ページ目には実習の担当教員である本学部の桜井良先生のインタビュー記事が掲載されています。
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2025.01.23

2024年度の「PSアカデミックフェスタ」は12月14日(土)に開催されました。

政策科学部では1回生から4回生までの4年間にわたり研究と発表を重ねる独自のカリキュラムを展開しています。
各学年の小集団授業で研究テーマを発見し、調査・研究を行い、その成果を発表するとともに、報告書や論文にまとめることを繰り返すことで、「問題を発見し、解決する」思考と能力、政策実践力を養うとともに、コニュニケーション力やプレゼンテーション能力など実社会で求められる力を鍛えます。
1~4回生それぞれの回生での発表大会を経て、勝ち上がったメンバーが年に1度、優れた研究成果を発表する場として開催しているのが全回生対象に開催している「PSアカデミックフェスタ」です。

2024年度の「PSアカデミックフェスタ」は12月14日(土)に開催されました。
今年も来賓として茨木市の福岡洋一市長にもご出席いただき、茨木市長賞の選考・授与にもご参加いただきました。質疑応答の時間には、質問もたくさんいただき、発表した学生にとっても、貴重な機会となりました。詳細は、Special ContentsのPS ACADEMIC FIESTAを参照してください。

当日のイベント運営は、学会学生委員会のメンバー、PMSG(Peer Mentor Support Group)のメンバーが担ってくれました。円滑なイベント運営への協力に感謝しています。

2024年度 PSアカデミック・フェスタ受賞テーマ(一部抜粋)
3・4回生「政策構想演習」「学士論文」CRPS専攻「Policy Seminar」最優秀賞

行動経済学のナッジ理論を活用した歩行者空間における左側通行習慣化の促進

2回生「研究実践フォーラム」最優秀プロジェクト

「ななめの関係で育む地域コミュニティ」~プレーパークが子どもに与える影響とは?~

1回生「プロジェクト入門」最優秀賞

母子世帯の貧困による子どもの社会的孤立対策としての社会的包摂

CRPS専攻1回生「Introduction to Academic Research」最優秀賞

Comparing the Outcomes of Informal Settlement Redevelopment Projects in Bangkok, Thailand

茨木市長賞

University Students’ E-waste Disposal and Recycling Behavior: A Cross-Cultural Study Using an Integrated Psychological Model

惜しくも2024年度「PSアカデミックフェスタ」に進出できなかった在学生のみなさん、2025年度から政策科学部に入学されるみなさんと2025年度「PSアカデミックフェスタ」でお会いできることを楽しみにしています。

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2025.1.22

政策科学部創設30周年記念式典・シンポジウムが開催されました

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2024年12月21日(日)、立命館大学大阪いばらきキャンパスにて「政策科学部創設30周年記念式典・シンポジウム」が開催されました。在学生、卒業生、学園関係者など約250名が参加し、これまでの政策科学部30年の歩みを振り返り、さらなる進化に向けた展望を共有する場となりました。

式典の冒頭、岸道雄政策科学部長は、問題解決指向的な精神を備えた政策実践力と政策構想力を持ったグローバル人材を育成することにおいて、フロントランナーであるために、政策科学部は今後どのような進化が必要か、本式典・シンポジウムを通じて確認したいと式辞を述べました。

続いて仲谷善雄総長は、創設から現在に至るまで様々な挑戦に取り組んできた政策科学部の歴史を振り返り、「前例にとらわれない新たなチャレンジを通じて、社会課題の解決、そして未来社会へ貢献されますことを大いに期待しております」と述べました。

岸道雄学部長

仲谷善雄総長


来賓の福岡洋一茨木市長からは、「政策科学部の歴史を振り返り、その未来への一歩を祝う機会にご一緒させていただけることを大変嬉しく思います」と祝辞をいただきました。

基調スピーチは、佐藤満特命教授が「政策科学部の理念と社会的意義」をテーマに行いました。スピーチでは、本学部が数ある政策系学部の中で唯一「政策科学」と名乗る理由について、「政策の探求は必ず科学である」という創設時の思いが込められていることを語りました。また政策科学部が育成する人材は、個人の利益ではなく、公のために尽力する人格者であるべきだと強調しました。

佐藤満特命教授

佐藤特命教授 スピーチの様子



シンポジウムでは、福岡洋一茨木市長、村山皓名誉教授、政策科学部1期生の隼田正洋さん、5期生の水谷智子さん、森裕之政策科学部教授の5名をシンポジストに迎え、岸道雄政策科学部長の司会により、「政策科学部の30年と今後の進化に向けて」というテーマでお話しをいただきました。

福岡市長は、茨木市と政策科学部が行ってきた市政への専門的知見の活用や、講義での連携といった連携の実績について紹介しました。また学校法人立命館の学園ビジョン「挑戦をもっと自由に」を念頭に、「みなさんの挑戦を、もっと自由にするために茨木市を活用していただけたら」と語りました。

村山名誉教授は、政策科学部が「実証・実験・実践」を通じて得られる「飛躍の気質のDNA」を受け継いでおり、そのDNAが発想の転換をもたらしてきたことを語りました。また卒業生、市民、学生、研究者の「ネットワークハブ」が、政策科学部の進化において重要であると述べました。      

福岡洋一茨木市長

村山皓名誉教授


 隼田さんは、政策科学部が様々な学問を組み合わせて課題解決に取り組む学問であるため、どの時代も、どのような課題にも柔軟に対応できる力を持ち続けてほしいと語りました。また学生には主体性をもって取り組む重要性を伝えました。

水谷さんは、物事を多面的に見ることや、仲間とともにチャレンジすることを政策科学部で学び、社会に出てからも役立っていると語りました。また大学内で学びを完結させない「社会とつながる機会の提供」が今後ますます重要になると述べました。

隼田正洋さん

水谷智子さん


森教授は、教員、学生、事務局が一丸となった「コミュニティの力」が大学院GPやCRPS開設といった様々な取り組みを推進してきたことを紹介しました。加えて大学を超えて、茨木市や様々な団体、市民などと共創し、「政策のソーシャル・イノベーション」に取り組むことが、今後の進化において重要であると述べました。      

森裕之教授

シンポジウムの様子


シンポジウムの最後には、森島朋三理事長が、学部創設30周年を迎えるにあたり、多大な支援と協力をいただいたことに感謝の意を表しました。政策科学部の創設理念が、全学の目指すべき姿と大きく重なることに触れ、「政策科学部のさらなる展開が、全学に大いに生かされるものと信じております」と述べました。

森島朋三理事長

来場者には記念品が贈られました



式典後に開催された祝賀会には約150名が参加し、久しぶりの再会を喜ぶ声が多くの場で聞かれました。祝賀会の冒頭、川口清史元総長・元政策科学部長よりご祝辞をいただき、続いて見上崇洋元副総長・元政策科学部長より乾杯のご挨拶をいただきました。抽選会では、卒業生や政策科学部にゆかりのある企業から景品をご提供いただき、会場は大いに盛り上がりました。     

川口清史元総長・元政策科学部長

見上崇洋元副総長・元政策科学部長

祝賀会の様子

ご提供いただいた景品

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2025.1.12

平岡 和久教授 定年退職記念講義のご案内

2025年3月に定年退職を迎えられる平岡 和久教授の退職記念講義を開催いたします。
多数のご来聴をお待ちしております。

【教員】hiraoka


  • 日時:2025年1月31日(金) 5限 16:20~17:50
  • 場所:立命館大学 大阪いばらきキャンパス H棟2階 H202教室
  • テーマ:『地方財政研究を振り返って』

  • 事前の申し込み不要

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2025.1.12

周 瑋生教授 定年退職記念講義のご案内

2025年3月に定年退職を迎えられる周 瑋生教授の退職記念講義を開催いたします。
多数のご来聴をお待ちしております。

【教員】zhou


  • 日時:2025年1月20日(月) 3限 13:00~14:30
  • 場所:立命館大学 大阪いばらきキャンパス A棟3階 AC330教室
  • テーマ: 『物理工学から政策工学へ』
  • 事前申し込み不要

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2024.12.10

2回生「研究実践フォーラム」最終発表会が実施されました

 12月2日に政策科学部は、2回生「研究実践フォーラム」合同授業において学生の最終発表会を実施しました。

 研究実践フォーラムは政策科学部の問題解決型の教育方法(あるいはPBL教育方法)に基づいて2回生に開講する小集団演習科目で、研究グループ(通称:自主プロジェクト(学生の関心テーマに基づき編成するもの)と特定プロジェクト(教員が提案する国内外のもの))毎にテーマを設定し調査し研究を進め成果を取りまとめるチームワーク科目で、年末にプロジェクト研究成果発表会を行い研究成果報告書の提出を義務付けるものです。学生の研究成果発表会には、中間発表会と最終発表会を実施しています。いずれにおいても、教員が審査をするとともに論評し学生の研究の展開につなげる助言や指導を行っており、学生に学問的刺激が与えられ学びの成長につなげられるものとして高く評価されております。

今年度の中間発表会では、6優秀プロジェクト(4自主プロジェクトと2特定プロジェクト)が選出されました。4自主プロジェクトはLGBTQ教育プロジェクト、ジェンダープロジェクト、公共交通政策プロジェクトで、2特定プロジェクトはフィリピンプロジェクトとカナダプロジェクトです。12月2日に行われたのは最終発表会です。最終発表会は中間発表会により選出された前掲の6優秀プロジェクトから最優秀プロジェクトを選出するものです。結果、教育プロジェクトが今年度の最優秀プロジェクトとして選出されました。

なお、最優秀プロジェクトに選ばれた教育プロジェクトは、12月14日開催のアカデミックフェスタに進出します。当日の様子はまた後日HPに掲載される予定です。

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2024.12.04

政策科学部日本人学生(PS生)と英語基準留学生(CRPS生)交流イベント(スポーツ交流会・言語交流会)を開催

スポーツ交流会(10月14日)

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初めてだった昨年に続き、今年もスポーツ交流会が自治会メンバーの企画により、1014日(月曜日)15時半~19時半でOICアリーナで実施されました。

4時間と長時間の企画でしたが、PS生から約30名、CRPS生を中心に留学生が約20名、50名が参加して、バレーボールとバスケットボールを通して国際交流を深めました。

当日は、英語基準学生と日本語基準学生の混合チームを作り、日本語だけでなく英語やその他の言語での会話を通してスポーツを楽しみました。自治会が毎年行っている教学懇談会のアンケートでも国際交流を希望する学生は多いのですが、なかなか踏み出せない学生も多く、そういった多くの学生も、スポーツというイベントを通して、気軽に楽しく国際交流することが出来たようでした。

イベント終了時には、初対面だった学生同士も仲良くなり、
お互いのSNSを交換をしている様子もたくさん見られました。

 

 言語交流会(11月8日)

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昨年に続き、今年も118日(金)15時半~19時半に自治会企画の言語交流会が実施されました。PS生から約25名、CRPSを中心に留学生が約10名、計35名程度が参加しての言語交流会となりました。

当日は、紙でタワーを作成して高さを競う「ペーパータワーチャレンジ」や記憶力と反射神経を使う「なんじゃもんじゃ(カードゲーム)」、国際的な知識を問うクイズ大会を実施し、国際交流を深めました。
特に会話を必要とするペーパータワーチャレンジは、
言語の壁を越えた協力が必要であることから、言語交流会の名にふさわしい言語を通した交流が楽しくできました。


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