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グローバル化に対応した人材教育 留学プログラム参加者のVOICE

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参加プログラム

海外環境スタディ

都市システム工学科所属

質問01 留学した理由は?

私が海外スタディに参加した理由は自分のネットワークを海外にまで広げたかったからです。世界に住む人の多くは、日本人と根本的に異なる価値観をもっており、そのような人たちと関わりを持つことは普通の生活では滅多にできません。違う価値観を持つ友達をたくさん作り、たくさん話し、その人の考え方や文化が糧とすることは、自分の視野を広げるためのきっかけや助けとなると考えました。 また、グローバル化が進んでいる今、長い目で見ても海外に複数の友人がいることは大きなアドバンテージになると思います。類似した分野の親しい友達が世界中にいると、情報の詳細を知ることができたり、友達の会社との協働のきっかけになるかもしれません。小さな積み重ねが自分のキャリアへ繋がると考えこのプログラムに参加しました。

質問02 留学先で学んだことは?

一番大きかったことは、海外で活躍する日本企業について学べたことです。 海外進出した企業は何を目的に、どのような作業をしているのか。そしてその仕事は具体的に誰にとっての利益となるのか。などの今まで私が日本企業の海外進出について抱いていた漠然としたイメージが、確かなものになりました。 現地の人と一緒に仕事するに当たって、価値観の相違に対する葛藤、苦労。そして相手の文化を尊重することの大切さ。仕事を成し遂げた時の達成感はいつどんな風に得られたものなのか。などの現場の生の声を聞くことは、海外でしかできない経験です。

質問03 留学前にやっておけばよかったと思うことは?

私は自分の国、日本への理解が浅かったと感じました。日本では学生同士の日常会話で隣国との国際情勢や、自国の経済政策についての会話など滅多にしません。一方、海外ではこのような会話が日常的に行われていることが多いです。日本人としての意見を求められた時、自国の情勢や歴史について上手く話すことができなかったので、日頃から興味をもってニュースや新聞記事をチェックしていれば、より有意義な時間を過ごせたと後悔しました。 留学先の国について興味を持ち、知ることも大切です。どんな人でも自分の国に興味を抱いてもらえたら嬉しいはずです。例えば留学先が英語圏ではないなら、その国の言葉で自己紹介をし、自分が興味を抱いていることを表現するなどすれば、友達をもっと増やせたと思いました。

受験生へのメッセージ

世界がグローバル化している今、英語能力はなくてはならない大切なものとなってきており、近い未来それは当たり前の能力となるでしょう。TOEICを伸ばすだけなら日本でもできますが、英語を堂々と話すための近道は留学だと感じました。 留学をすると必然的に海外生の前でのプレゼンテーションや、ディスカッションをする機会に恵まれます。このような機会に全力で取り組み、何回も失敗しましょう。社会に出て失敗すると仲間に迷惑をかけ信用を失う可能性がありますが、留学での失敗は挽回できます。失敗して得られたものは己の自信へと繋がり、それは態度へも現れるはずです。 留学をするとかけがえのないものを得られます。もし興味があるのなら選択肢の一つとして挙げてみてはいかがでしょうか。

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