インカレで相撲部女子が団体準優勝、個人で柴田歩乃佳選手が優勝

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インカレで相撲部女子が団体準優勝、個人で柴田歩乃佳選手が優勝

 「第10回全国女子相撲選抜ひめじ大会」にて、柴田歩乃佳選手(経営学部4回生)と早川奈津美選手(総合心理学部3回生)が各階級で準優勝、谷元青空選手(スポーツ健康科学部1回生)が3位入賞を果たしました。続く「第11回全国学生女子相撲選手権大会(インカレ)」にて、団体戦で準優勝、個人戦で柴田選手が優勝に輝きました。

第10回全国女子相撲選抜ひめじ大会

 6月16日(日)、兵庫県の姫路市網干南公園相撲場で「第10回全国女子相撲選抜ひめじ大会」が開催されました。階級を上げて挑戦する選手や、大怪我から復帰し1年ぶりに出場する選手など、本学相撲部からは各選手がさまざまな思いを抱えて試合に臨みました。

 早川選手は60kg未満級に出場。総当たりの2回戦目でライバル選手に惜敗するものの、そこから奮起し、3連勝して準優勝となりました。柴田選手は65kg未満級に出場。試合前に腰を痛め、コンディションが万全ではない中でも、順調にトーナメントを駆け上がります。迎えた決勝の相手は、当階級で何度も優勝し日本代表にもなっている社会人選手。柴田選手は得意の素早い攻めで相手を翻弄しつづけるものの、相手も粘り、2分を超える長い相撲となりました。最後は相手を土俵際まで追い詰めたところを逆転されて準優勝となりますが、白熱した試合となりました。谷元選手は、今大会より中量級に階級をあげて出場。1回生らしく物おじせず相手に思い切ってぶつかっていき、初出場の階級ながら3位入賞を果たしました。相撲部女子全員にとって、2週間後に続くインカレに向けて弾みがつく大会となりました。

第11回全国学生女子相撲選手権大会(インカレ)

 6月30日(日)、日本大学相撲場で「第11回全国学生女子相撲選手権大会」が開催されました。女子相撲の大学日本一を決める「女子インカレ」の大会です。全国から過去最多の13校が参加しました。
 3人制の団体戦では、前大会での勢いそのままに優勝を目指しますが、序盤に前年度優勝校の日本大学に敗れる波乱の幕開けに。しかし、続く神戸親和大学戦で先鋒・谷元選手が接戦を制し、1勝をもぎ取ると、1回生の奮闘に刺激を受けた中堅・早川選手も、階級が上の選手に上手投げで勝利しました。昨年度惨敗したライバル校に勝利したことでチーム全体に活力がみなぎりました。
 上位3校が勝ち数で同点となる接戦となりましたが、点数差で1位が日本大学となります。点数が並んだ本学と九州情報大学で順位決定戦となりました。世界選手権重量級で優勝経験のある強豪選手を擁する九州情報大学でしたが、1-1で迎えた大将戦、柴田選手は大きな相手に対して素早い動きで翻弄し、勝利し、見事準優勝へと導きました。

 個人戦では柴田選手が最も出場選手の多い軽量級で出場。団体戦での勝利から勢いに乗り、総当たりの予選を勝ち進みます。勝ち点で並んだ優勝決定戦では、予選で負けた相手選手に対し、鋭い立ち合いでしっかりと組み止め、そのまま力強く相手を押し出して快勝し、4回生にして本大会初優勝となりました。
 中量級では、谷元選手が奮闘。前大会から一つ順位を上げて準優勝となりました。 軽重量級では、膝の怪我から1年ぶりに復帰したばかりの吉川綾香選手(スポーツ健康科学部3回生)が3位入賞するなど、次の世代も育ってきていることを実感できる大会となりました。

柴田歩乃佳選手(経営学部4回生)のコメント

 第11回全国学生女子相撲選手権大会にて団体では準優勝、私個人では優勝という成績を収めることができました。団体戦において、私たちのチームは他大学に比べて体の小さい選手ばかりですが、それでも体の大きな相手に勝てる方法を考え、チーム一丸となって優勝を目指して大会に挑みました。結果は準優勝という結果で、後輩たちに優勝旗を持たせてあげることができず、悔しく思っています。
 個人戦では、最後のインカレで優勝をすることができ、とてもうれしく思っています。また、私の優勝を心から喜んでくれる部員、会場に応援に来てくださった方々の笑顔が何よりもうれしかったです。応援してくださった方々、支えてくださった方々に感謝しております。 次の大会でも優勝を目指してチームで頑張っていくので、引き続き応援よろしくお願いします。

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