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硬式野球部がスポーツに科学的視点を取り入れた特別講義を受講

 8月8日(木)、衣笠キャンパスにて、スポーツに科学的視点を獲得するための特別講義を開催。体育会硬式野球部員約70人が、スポーツ健康科学部の堀内元特任助教から、動作解析にもとづくバッティング技術とトレーニング方法の解説を受けました。

 立命館大学では、中期計画「R2030チャレンジ・デザイン」において「新たな価値を創造する次世代研究大学」と「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」をあるべき姿として掲げ、その一環として、学生の成長を支援する「課外活動」の枠組みの再定義と総合的な学びと成長の仕組みづくりを目指しています。今回の特別講義は、課外活動に研究の視点を取り入れ、総合大学の強みを生かした新たな取り組みに挑戦するものです。

 講義は「身体を流れるエネルギーから考えるバットのスイングスピード増大のための筋力トレーニング」をテーマに行われました。野球のバッティングについてスポーツバイオメカニクスの観点から分析研究している堀内特任助教が、まずはバットのスイングスピードの重要性を解説。そして、モーションキャプチャーやフォースプレートを用いた動作解析の研究結果から、バットのスイングスピード向上のための筋力トレーニング方法を提案しました。

堀内元特任助教(スポーツ健康科学部)
堀内元特任助教(スポーツ健康科学部)

 聴講した丸岡優太選手(文学部2回生)は「堀内先生に質問したところ、一聞いたら十の知識で返してくださってすごいと思いました。自分のプレースタイルを確立するための参考になりました」と感想を述べていました。また、西野啓也選手(産業社会学部2回生)は「実際にデータで見ることができたので、良いところと足りないところを把握して目標設定しやすくなりました」と話し、有意義だった今回の講義を振り返りました。

 また、8月11日(日)には「アスリートの食事とストレングス・コンディショニング」というテーマで、スポーツ健康科学部の海老久美子教授と管理栄養士である研究室院生、高野茉歩さん、豊岡真莉さんの3名が担当、食事による体づくり・メンテナンス・自己管理に関する講義を行い、硬式野球部の部員たちはアスリートの体づくりに欠かせない栄養学について学びを深めました。

海老久美子教授(スポーツ健康科学部)
海老久美子教授(スポーツ健康科学部)

 今後も次世代研究大学の実現を目指し、研究成果を課外活動を通じた学生の成長へと還元し、創発性人材の育成に取り組んでまいります。

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