フェンシング部・西村啓佑選手が全日本学生選手権（インカレ）男子フルーレ個人で3位入賞

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2024.12.12

　2024年11月13日（水）～17日（日）、大山崎町体育館（京都府大山崎町）にて「全日本学生フェンシング選手権大会」が開催。体育会フェンシング部の西村啓佑選手（情報理工学部4回生）が、男子フルーレ個人で見事3位に入賞を果たしました。

　「フルーレ」は、全長110cm以下・剣身90cm以下・重量500g以下の剣で胴体を突くことで得点となる競技です。先に剣先を相手に向けた選手に攻撃権が与えられ、相手が剣を払ったりたたいたりしてかわせば権利が移るという特徴があります。

　西村選手は左膝を負傷している状態でありながらも、予選プールを全勝し予選を1位で通過。決勝トーナメントでは、１回戦２回戦と調子を上げながら勝ち進みました。準々決勝でも、関西学生選手権の決勝で敗北した因縁の対戦相手に勝ち、リベンジを果たしました。ここまで集中して勝ち進んだ西村選手でしたが、準決勝相手の実力者に序盤から連続失点でリードを許してしまいます。最後まで粘り強く戦いましたが、点差を埋めることができず敗北。惜しくも3位という結果になりました。

西村啓佑選手（情報理工学部4回生）のコメント

　今回のインカレは、10歳から始めたフェンシングの競技人生最後の個人戦であり、思い入れの強い試合でした。目標としていた優勝には届きませんでしたが、自分の実力を出し切れたので後悔はありません。関東と関西の実力差が大きくなる近年、関西の大学でも強くなれることを示せたと思います。今回の3位という結果は、家族や、高校の恩師、大学のコーチ、フェンシング部の部員たちの支えがあって取れた結果だと感謝しています。