こころの健康

「HSP(Highly Sensitive Person)に関心のある方、集まりませんか?」企画を行いました

 先日、学生サポートルーム(衣笠)でHSP企画が行われ、9名が参加されました。

 アイスブレイクを兼ねたワークと内容を共有し、HSPに関する知識を整理した後、参加者同士でお話する時間を持ちました。

 ワークでは、3色の付箋に「HSPと聞いて思い浮かべること(黄色)」「困っていること(オレンジ)」「対処法や工夫していること(ブルー)」を思いつくままに書きだして模造紙に貼り、書かれた内容を全体で共有しながら話しました。

 その中で、同じようなことに悩む人が居ると知るだけでも安心したという感想も聞かれ、対処法や工夫のアイディアもたくさん寄せられました。参加者の皆さんがここで共有することを快諾してくださったので、参考にしていただければと思い、一部を紹介します。


HSPと聞いて思い浮かべること】

・環境の変化が苦手

・繊細さ ・音に繊細

・感覚が過敏 ・大きな音や強い光に人よりびっくりしてしまう

・感受性が強い

・疲れやすい

・些細な言葉に過剰反応してしまう

・傷つきやすさ

・自己を犠牲にしてしまいがち

・人ごみよりも自然の方が好き

 

【困っていること】

・ちょっとしたことが気になってすぐにイライラしてしまう

・小さなことであたふたしてしまう

 

・他者との距離感の把握 

・他人の感情に振り回される

・人付き合いをすると極度に疲れる

・テンションの高い人たちが苦手

 

・物事に感情移入しすぎる

・一つの感情に支配されて次へ進めない

・すぐ疲れてしまう

・強い刺激(光、音、匂いなど)が苦手

・授業で発言したくない ・発表が苦手

・厳しい教授の講義が憂鬱

 

【対処法や工夫していること】

・深呼吸したり、イライラしたときのルーティーンをつくる

・耳栓やイヤホンをする

・慣れ

 

・部屋を暗くして音楽を聴く

・何か別のこと(家事など)をする

・ぼーっと風呂につかり続ける

・ひたすら眠る

・楽しいことをする

・自分を甘やかす時間をつくる

 

・適度にひとりの時間をもつ

・自分の限界を把握しておく

・なんでもかんでも安請け合いしない。断るときは断る

・ゆとりのある計画を立てる

・自分ができていることに目を向ける

・その日の感情を書いておく

 

 

学生サポートルーム