2018年度新カリキュラム
科目配置・カリキュラムツリー

研究領域ごとに「必修科目」「研究領域基幹科目」を配置し、専門分野で必要とされる基礎知識から応用までを迷うことなく系統的・網羅的に習得していけるカリキュラムを編成しています。

社会学研究科 科目配置イメージ図
  • 基幹科目

  • 応用科目

  • 国際関連科目

  • 研究指導科目

  • 基幹科目

    基幹科目は、研究を行うための基盤を形成するためのものです。前期課程では、共通基幹科目から2単位、研究領域基幹科目から4単位、研究領域共通基幹科目から2単位以上、計8単位以上履修するものとします。

    共通基幹科目

    「社会学研究法I(スタンダード)」と「社会学研究法II(アドバンスト)」があり、前期課程ではいずれかを選択して履修していただきます。「社会学研究法I(スタンダード)」は、研究方法の基本を習得することを目的とし、前期課程院生を対象としますが、研究法を学びなおしたい後期課程院生にも適しています。「社会学研究法II(アドバンスト)」は、研究計画の精緻化を目指すもので、後期課程院生を対象としますが、研究法の基本を習得している前期課程院生の履修も可能です。

    研究領域基幹科目

    領域ごと(「現代社会研究」、「社会福祉研究」、「スポーツ社会研究」、「メディア・コミュニケーション研究」)に開講し、個々のクラスを複数の教員が担当して(複数指導体制)、論文の書き方や基本的な研究手法、基本文献の購読など、研究領域において一定の汎用性がある事柄を扱います。
    前期課程第1、2セメスターでは必修で、この間、担当教員は受講者の副指導教員を兼ねます。また、院生間の縦横のつながりをつくり、学び合い・相互交流を促進する合同ゼミとして機能するように、第3、4セメスターでの重複受講あるいは参加を強く推奨しています。
    第1セメスターでは所属領域の研究基幹科目が履修指定となりますが、学際的な学びの機会を担保するため、第2セメスター以降は、他の研究領域基幹科目の履修もしくは参加が可能です。さらに、後期課程院生にも研究の根幹を振り返り、院生間の相互交流の機会を得るために、研究領域基幹科目の履修を推奨しています。

    研究領域共通基幹科目

    社会学およびその隣接領域での研究を行うための基礎理論や研究方法について学ぶもので、前期課程では院生の研究テーマや教育ニーズに基づいて2単位以上を履修していただきます。

  • 応用科目

    応用科目は、専門的な知識・技能を獲得し発展させるためのものです。前期課程では所属研究領域もしくは関連研究領域の専門科目を4単位以上、また、実習系科目、プロジェクト系科目、履修交流系科目等から院生のニーズや関心に応じて科目を選択し、計10単位以上履修していただきます。

    各研究領域の専門科目

    各領域での専門性を体系的に習得するためのもので、院生の研究テーマ等に応じて、所属研究領域もしくは関連研究領域から4単位以上履修していただきます。

    各研究領域の専門科目実習系科目

    専門科目実習系科目には以下の3種類があります。

    応用社会学実習A(インターンシップ型)

    インターンシップ協定を締結している機関・団体等で実習を行う<コーオプ演習>

    応用社会学実習B(インディペンデント型)

    院生が自分で見つけてきた実習先で実習を行う

    応用社会学実習C(コラボレート型)

    本研究科が覚書を締結している企業・機関・団体において実習を行う<ハノイ師範大学付属施設での実習>

    プロジェクト系科目

    「研究プロジェクト」、「キャリア形成プロジェクト」、「国際プロジェクト」の3種類に分け、社会状況や院生ニーズに応じて研究科が企画するものと教員が応募するものがあります。

    研究プロジェクト

    現行の「先進プロジェクト研究」を受け継ぐもので、社会学研究科の複合的な研究分野を統合するような「横のネットワーク」を重視したプロジェクトで、複数の教員と院生が複数年度にわたって共同研究を行うもので、研究成果を公開・発表・発信することを義務付けています。

    キャリア形成プロジェクト

    研究領域を超えて、社会で研究や事業等を企画・実施・運営する際に求められるスキルを習得し、高度専門職としてのキャリア形成に資することを目指して新たに開講する科目です。実習系科目との組み合わせやアクティブ・ラーニングの様々な手法を用いて、科学的な知見を実践に応用できる人材養成を目的としています。

    国際プロジェクト

    2008年度より3年間、文部科学省の大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)の取り組みを継続して2011年度から実施されていた「社会学研究科Global Project」を引き継ぐものです。理論フレームを理解しつつ、複眼的視野を養い、社会調査メソッドの修得と国際的な情報発信能力を備えて国際的に活躍できる人材・研究者を育成することを目的としています。

  • 国際関連科目

    国際関連科目は、外国語でのコミュニケーションやリサーチのスキル向上や外国語文献の講読を通して、グローバルな視点を持って国際化に資する能力の向上をめざすものです。ただし、「日本社会研究」は、日本で教育を受けた経験が少ない留学生らを主な対象とし、日本で研究を行うための基本スキル習得や日本語でのレポート・論文執筆を支援するものとしています。前期課程では外国語発信型科目、外国語論文講読科目、国際社会研究科目より2単位以上を選択するものとしています。後期課程では国内外の文献のレビューを行う能力を伸ばすために、特に「社会人入試」で入学した院生には、国際関連科目を2単位以上履修することを推奨しています。

  • 研究指導科目

    研究指導科目では、主指導教員が院生ごとに研究指導計画書を作成し、それに基づいて、院生が自ら研究計画をたてて遂行し、前期課程院生では修士論文、後期課程院生では博士学位請求論文およびその主題に関する論文を完成できるように指導を行います。