エクステンションセンターで学び、広がるキャリア

■ どのような活動をされているのか教えてください。

　私は、エクステンションセンターで公務員講座を受講していた先輩のアドバイスもあり、2回生から基礎コースを受講しました。また、試験勉強以外にも様々なことにチャレンジしたいという思いから、長期のインターンシップに参加したり、ゼミの仲間と共に「Opinist」というベンチャー企業を立ち上げたりするなど、やりたいと思ったことにはどんどん挑戦しました。「Opinist」は企業の社員研修事業を主に行う合同会社で、私は設立登記や契約書作成などの法務、経理・税務を担当しながら、研修内容や教材の開発、経営戦略の策定などを仲間と共に行ってきました。このような取り組みの中から、社会でどのようなことが求められているのか、またそこで学問がどのように活かされているのかということを学びました。

■ エクステンションセンターで学ぶ強みは？

　3回生では、少人数体制で先生との距離も近く、自習室などのサポートも充実した、国�Tゼミを受講することにしました。講師や国�Tゼミの先輩で現在中央省庁で働いている方から、仕事のやりがいについて伺う中で、自分もチャレンジしようという気持ちが高まりました。エクステンションセンターではカリキュラムが完成されているので、カリキュラムどおり勉強すれば合格することは不可能ではないと思えるようになりました。また、面接対策についても、一緒に勉強をした仲間たちと議論や模擬面接を重ねる中で自信をつけることができました。ともに同じ目標を目指し、高め合える仲間がいたことは、とても心強かったです。
　そのようなサポートのおかげで内定を得ることができ、4月からは文部科学省で働きます。学生時代に取り組んだベンチャービジネスは「無から有を生み出す」、「新しい価値を生み出し、周りの環境を変えていくこと」にその醍醐味があります。行政というフィールドで、これからも自分なりの価値観を社会に提起し、日本全体を変えていくことを目指したいと思います。