■ 京都で1番の学生向けフリーマガジンを目指されているのですね。では発行されている「CREW」の内容はどのようなものなのですか? また、普段はどのように活動されているのですか?
創刊当初「CREW」は、ファッションやお店紹介など、学生のライフスタイルと密接に関わり、関心度の高い情報を中心に扱っていました。しかし、それでは他のフリーマガジンと同じだということに気づき、2007年の夏号からはコンセプトを「夢」に変更し、京都の企業特集や、就職情報などの企画を組み、学生が将来像を描くきっかけとなるような誌面づくりに取り組んでいます。
現在、京都フリーマガジン制作団体「KYO-YOU」のメンバーは立命館の学生だけでなく、他大学の学生などもあわせて約30人で活動しています。この団体はメンバーである学生達が企画から発行まで実際に学ぶ場でもあるので、営業・企画・取材・原稿・誌面作り・配布まで、特に役割分担を決めず、一通り経験するようにしています。最近ではメンバーからさまざまな企画が提案されるようになりましたし、比較的経験の浅いメンバーにも積極的に「CREW」全体のこともまかせられるようになりました。
私たちの活動拠点は京都商工会議所にあるのですが、大学の起業家支援奨励金制度でいただいた資金は環境を整えたりするなど、組織の運用資金に使わせていただいています。大学内でこのような支援を受けられて、大変ありがたく思っています。起業家支援奨励金制度に衣笠キャンパスから応募したのは私たちが初めてと聞いたのですが、衣笠キャンパスにも優秀な起業家はたくさんいます。ぜひ衣笠にもBKCのように起業家同士が交流できるインキュベーターが欲しいですね。 |