中国の社会と文化(台湾)

中国の社会と文化

東呉大学(台湾)

プログラムの概要

本学習ツアーは産業社会学部の『企画研究』「中国の文化・社会」プログラムの一環として位置づけられています。本学習ツアーは蘇州大学での特別講座の受講をしながら、中国での現地調査を行い、若い世代の人々との交流を行うことを通じて、中国の社会や文化に対する理解や認識を深めていくことを目指します。2012年度は第7期生で、2012年9月18~24日に実施する予定でしたが、領土問題によるデモの騒動で、出発の数日前にやむを得ず中止することにしました。そこで、急遽、同じ中国語圏の台湾での実施に切り替え、2013年2月2~6日に台湾での調査や交流を行いました。

渡航先での特徴的な学び・プログラム

  1. 台北にある「東呉大学」は山の麓に位置し、山があり、川があり、とても環境のいい大学で、台湾最大の夜店街「士林」に徒歩でも行けます。
  2. 東呉大学には、社会学部や日本語学部がり、学生間の自由交流には適しています。
  3. 東呉大学の国際センターはとても親切で、学習の要望などに柔軟に対応してくれます。
  4. 台湾の鉄道が発達して、各地の市民生活などを観察したいなら、一周することが可能です。
  • フリーハグの台湾の若者と記念写真
    フリーハグの台湾の若者と記念写真
  • 台東市先住民の像
    台東市先住民の像
  • 台南市にある文化遺産「城壁」
    台南市にある文化遺産「城壁」
  • 台北「桃源国際空港」新幹線駅
    台北「桃源国際空港」新幹線駅
  • 台湾「東呉大学」正門
    台湾「東呉大学」正門
  • 台湾の大学生と交流
    台湾の大学生と交流
  • 東呉大学国際センター職員と記念写真
    東呉大学国際センター職員と記念写真
  • 東呉大学国際センター職員と懇談
    東呉大学国際センター職員と懇談

教員メッセージ

一週間程度の短期海外学習ですが、自分の目でその社会や市民生活などを観察することもできます。同世代の若者たちと接したりして考え方の違いなどを知ることができます。実践力やコミュニケーション力を高めることができます。このような実践を通じて広い視野と複眼的な価値観を持って物を見ることが可能になります。人間として一回り二周り大きく成長します。また、一緒に行く学生の間の友情や理解が深められます。

中谷 昌平
voice#1

中谷 昌平
(現代社会専攻・3回生) 

プログラムを選んだ理由

日中関係に興味があり、このプログラムを通じて、次世代の日中関係をどのようにしていけばうまく関係を築けるかを学びたいと思ってとりました。

プログラムを通して学んだこと

このプログラムを通じて学んだことは、実際に台湾に赴き、現地の人たちとの交流することで、生の中国語を身近に体験できたこととその土地特有の人柄に触れることができて今後の勉強のモチベーションになりました。

プログラム参加前と参加後で自身の考え方・行動がどのように変化したか

やはり、プログラム参加前では、中国語に対する意識が低かったと思うが、参加後は、もっと学んで再び現地に行って話したいというモチベーションが生まれた。

プログラムでの経験を今後どのように活かしていきたいか、進路予定

このプログラムで経験したことを忘れずに今後も中国語の勉強に活かせていければと考えています。


西村 咲紀
voice#2

西村 咲紀
(メディア社会専攻・3回生) 

プログラムを選んだ理由

現地調査を通して、学んできた中国語を実践してみたかったから。
テレビやインターネットといったメディアを通じて得る限られた情報では、中国の真の姿というのはわからないのではないかと思った。そこで、実際に現地に訪れ、自分の目で見てみたいと思い、この企画研究に参加した。また、大学の授業で学んだ中国語を実践しながら現地の人と交流してみたいと思った。

プログラムを通して学んだこと

このプラグラムを通して、メディアを通しての情報は真実すべてがわかるわけではないということを学んだ。メディアでは反日感情を抱いている国民が多いかのような報道がされているが、実際は日本人とわかったら日本語で話しかけてきてくれたりと、とても親切にしてくれた。

プログラム参加前と参加後で自身の考え方・行動がどのように変化したか

参加前は中国語を話す自信がなく、人前で発音することが苦手だった。しかし、このプログラムに参加し、現地に行くことで中国語を使って駅の切符を買ってみたり、現地の人と話してみたりと中国語を話す楽しみを覚えた。

プログラムでの経験を今後どのように活かしていきたいか、進路予定

台湾では中国語がうまく通じないことも多く、改めて中国語のむずかしさを感じた。そこで、中国語をもっと勉強してもう一度訪れてみたいと思った。また、台湾の歴史を知ることができる場所をたくさん訪れたが、あまり台湾のことを知らずに行ってしまったので、歴史についても理解を深めていきたいと思った。


磯崎 舞
voice#3

磯崎 舞
(現代社会専攻・3回生)

プログラムを選んだ理由

語学の授業で中国語を履修しており、その過程で中国に対する興味を強く持ち、もっと深く学びたいと思ったから。
私は昔から中国の歴史、文化に魅力を感じていました。大学で中国語を学んで楽しかったと同時に、さらに中国について知りたいと思うようになりました。二回生から中国語副専攻を履修しようと決めましたが、語学の授業のみでは中国に対する理解を深めるには自分が満足できないだろうと思い、企画研究のこのプログラムを選択しました。

プログラムを通して学んだこと

担当の教授が中国人だったため、中国の現状から歴史、若者の文化まで広く詳しく学ぶことができました。また少人数での参加のプログラムであったので、仲間と中国に対する考えを通して深く交流することができました。

プログラム参加前と参加後で自身の考え方・行動がどのように変化したか

日中情勢の悪化で本来プログラムに組み込まれている中国行きが中止になり、台湾への海外学習に変更されたことを受けて、日本と中国の関係がいかに複雑な問題であるかということをより身近に感じました。この後、以前と比べて中国の歴史や文化のみでなく政治経済にも関心を持ち考えるようになりました。

プログラムでの経験を今後どのように活かしていきたいか、進路予定

台湾では中国語がうまく通じないことも多く、改めて中国語のむずかしさを感じた。そこで、中国語をもっと勉強してもう一度訪れてみたいと思った。また、台湾の歴史を知ることができる場所をたくさん訪れたが、あまり台湾のことを知らずに行ってしまったので、歴史についても理解を深めていきたいと思った。



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