この頃の大学評価・IR室

アセスメント・ポリシーを策定しました

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天狗先生

 本学では、このたびアセスメント・ポリシーを策定しました。

 本学におけるアセスメント・ポリシー策定の必要性については、2019年度自己点検・評価の年度別テーマに基づくレビューにおいて中期的課題として提起されました。これを受けて、学内で行われているアセスメントの実態やレビューでの提案内容、教学マネジメント指針、他大学事例などを踏まえて大学評価・IR室で作成したアセスメント・ポリシーの原案について、自己評価委員会幹事会を中心に関連部署や関連委員会での検討を行いました。

 本学のアセスメント・ポリシーは、大学が(1)大学レベル、(2)学部・研究科(学位プログラム等)レベル、(3)授業レベルの3階層で設定した学生の育成に関わる目的・目標の達成度を検証し、評価する際の考え方と方法の総体であることを確認しています。

 それぞれのレベルについて、対応する目的・目標、対象範囲、検証方法、評価方法、各階層での評価主体、評価時期を定めました。

 また、これに付随する課題として、各階層におけるアセスメント・チェックリストの作成や、2030年を見据えた本学の中期計画R2030を踏まえた新たな教学展開を反映する必要性を確認しました。

 現在は、策定されたアセスメント・ポリシーの下、各学部・研究科をはじめとした各階層においてアセスメント・チェックリストを作成中です。アセスメント・ポリシー及びアセスメント・チェックリストは、今後実施を予定している学部・研究科の専門分野別外部評価や全学の外部評価で学外者の方々からも客観的な視点で評価を頂き、学習成果検証の改善・向上につなげる予定です。


 立命館大学のアセスメント・ポリシー