立命館大学 経営学部

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学びを深める(3回生)

経営学部での学び2

  • 1回生 学びを知る
  • 2回生 学びを広げる
  • 3回生 学びを深める
  • 4回生 学びをまとめる

西谷ゼミ

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  • 会計
  • 企業分析
  • プレゼンテーション能力

西谷 順平教授

会計知識や会計センスを用いて、学生それぞれが選んだ企業について企業分析、業界分析を行います。

1知識を使うことによって、会計学を体得しましょう。

ゼミのテーマは「会計知識と会計センスを用いた企業比較分析」です。会計知識を身につけても、実際に研究分析に用いたり、経営について体験的に学んだりしなければその知識の価値はありません。知識を実践で使うことによって、会計学を体得してほしいと思います。学生たちはそれぞれ研究企業を選択し、業界分析や企業比較分析を行います。その過程で、経営学や経済学、法学など必要な実践的知識を身につけます。

授業の基本的なパターンとしては、はじめに学生3~5名が自由なテーマで3分間の英語スピーチを行います。その後、その日の担当学生である発表者がプレゼンテーションを実施し、聴衆に問題を投げかけ討論をしていきます。聴衆は数回の質問などの発言が義務づけられています。

2西谷ゼミならではの実践的な取り組みを実施。

ゼミ生の研究テーマは「財務諸表分析によるブラック企業の検出可能性について」や「財務諸表分析による粉飾決算企業の検出可能性について」など。英語を用いることも重視していますので、プレゼンテーション能力や情報探索能力、論理能力だけでなく、国際的な視野や基礎的な英語運用力も養ってほしいと考えています。

シンガポール・インドネシアへのゼミ旅行や立命館アジア太平洋大学との合同合宿など、西谷ゼミならではの取り組みも行っています。また、実際の企業や店を各自選んで、財務状況を推測する実践的な学びにも取り組んでもらっています。

3主体的に行動できる人材育成を目指しています。

学生が自分で考えたアイデアを論理的にプレゼンする姿や、学んだ知識や専門用語を使いこなす姿を目の当たりにした時に、成長を実感します。指導に対するモットーは、「十年後に感謝されるような教育を行う」こと、私的なことも含めたくさん会話をする、授業時間以外でもSNSなどを通じて話をする、自分の意見を押し付けず、学生の成長を我慢強く待つ、アドバイスは簡潔にする。このようなことを心掛けつつ、学生とのコミュニケーションを大切にしています。

ゼミを巣立って社会に出てからは、自分の役割をきちんとこなして社会に貢献してほしと思います。受け身の姿勢ではなく、積極的に道を切り開く人材として育ってほしいです。