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第139回中国理解講座・現代中国語シリーズ②「数と中国語」
石崎 博志 氏(佛教大学文学部准教授)
時間:10:00~11:30 (9:30~受付開始)
場所:立命館孔子学院講義室
講座概要
世界で使われている言語にはそれぞれ共通性と差異があります。多くの共通性のうち、どの言語にも数字や数字にまつわる表現があります。日本語は数字にまつわる表現において、圧倒的に中国語の影響を受けてきました。これは日本の固有の言葉(ひ、ふ、み、よ・・・)では、大きな数字を正確に数えることができず、中国語を借用して表現していることからも分かります。また日本語で数を数える時に用いる助数詞も、ほとんどが漢語に由来しています。 今回の講演では数字を通して、中国語と日本語を比較し、双方の共通性と差異を考えます。具体的には、偶数と奇数、概数表現、時の表現における絶対表現と相対表現、数を使った慣用表現などを通して日本と中国の文化の違いについてお話しします。受講には現代中国語の辞書を持参していただければ幸いです。
講師紹介
石崎 博志 氏(佛教大学文学部准教授)東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文化交渉学・関西大学)。
琉球大学法文学部助手、講師、助教授、准教授を経て2018年4月より現職。
専攻は中国語学、琉球語学で、主に言語の歴史を研究。著書に『琉球語史研究』(好文出版)、
『しまくとぅばの課外授業』(ボーダーインク)、共編著に『現代漢語的歴史研究』(浙江大学出版社)がある。
第16回窪德忠琉中関係研究奨励賞受賞、第35回沖縄文化協会賞(金城朝永賞)受賞、第43回 金田一京助博士記念賞受賞。
定員
30名(要事前申込)参加費用
無料お申し込み方法
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