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2019年6月中国古典文化講座「日本と中国の演劇―歌舞伎と京劇を例として」

金 文京 氏(京都大学名誉教授)

時間:13:00~14:30 (12:30~受付開始)

場所:立命館孔子学院講義室

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講座概要

日本を代表する古典演劇である歌舞伎は日本独自のものであると一般に考えられています。一方、中国の代表的な古典演劇である京劇も中国独自のもので、両者の間に影響関係があったとは見なされていません。しかし歌舞伎と京劇を比較してみると、偶然とは思えない共通点がいくつかあります。この講演では、歌舞伎と京劇の上演場面を実際に見ていただいて、両者の共通点を具体的に説明するとともに、歌舞伎より古い能や、京劇の前身である元代の雑劇、さらには中国の仮面劇なども紹介しながら、日中両国の演劇のルーツを探ってみたいと思います。そして中国文化の日本への影響は、ふつう考えられている書籍、文献を通じてのもの以外に、人的交流による演劇、芸能などへの直接の影響もあった可能性についても触れてみたいと思います。


講師紹介

金 文京 氏(京都大学名誉教授)

1983年4月 慶応義塾大学文学部助教授
1990年4月 慶応義塾総合政策学部助教授
1994年4月 京都大学人文科学研究所助教授
2000年4月 京都大学人文科学研究所教授
2015年3月 京都大学人文科学研究所退職
2015年4月 鶴見大学文学部日本文学科教授
2019年3月 同上退職



定員

30名(要事前申込)


参加費用

無料


お申し込み方法

ホームページ「文化イベント講座受講申込フォーム」からお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)


※画像をクリックすると詳細(PDF)が表示されます。
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