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2016年5月中国古典文化講座 「近現代中国のなかの天津」

菊地 俊介 氏(立命館大学BKC社系研究機構 客員研究員)

時間:16:30~18:00 (16:00~受付開始)

場所:立命館孔子学院講義室

中国古典文化講座は、国内の著名な中国研究の専門家を講師に招き、現代を生きる私たちにも大きな示唆を与える中国の、古代から近世の古典や、その現代生活との関係について分かりやすく解説します。
どなたでも無料でご参加いただけます。


講座概要・講師紹介

■概要

天津は歴史的に中国経済の中心として、特に開港都市として重要な位置を占め、9カ国の租界があり外国との交流も特に深かった都市です。政治の中心である北京にも地理的に近いことから、天津は激動の近現代中国政治でも大きな役割を果たしてきました。周恩来の母校として知られる南開大学も、天津の歴史を語る上で欠かせません。この天津という個性ある都市にスポットを当て、天津を舞台にした歴史上重要な出来事を中心に取り上げつつ、ひとつの都市の歩みを、近現代中国の歩みと併せて振り返ります。現在の天津は日系企業も多く、日本人にとっても身近な都市のひとつだと言えるでしょう。しかし歴史を振り返れば、日本租界があり、天津には多くの日本人が暮らしたこと、日中戦争では日本軍が侵攻し、日本軍の占領統治下にあった都市であることなども、忘れてはいけません。本講座では、そんな「天津に行くなら知っておきたい歴史と現在」をピックアップします。

■講師紹介

1984年   京都府生まれ
2007年3月 立命館大学文学部史学科東洋史学専攻卒業
2009年3月 立命館大学大学院文学研究科人文学専攻東洋史学専修博士課程前期課程修了
2010年9月~2012年6月 中国 南開大学歴史学院高級進修生
2016年3月 立命館大学大学院文学研究科人文学専攻東洋史学専修博士課程後期課程修了 博士(文学)
2016年4月 現職


お申し込み方法

 ホームページ受講申込フォーム(こちら)からお申込みいただくか、FAX、メールにて、
 ①お名前(氏名・フリガナ)、②連絡先(電話番号、メールアドレス)、③参加ご希望の日程を明記の上、以下の宛先にお送りください。
 ■FAX宛先:075-645-8429   ■メール宛先:koza@st.ritsumei.ac.jp



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