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【再掲】2020年12月中国古典文化講座「纏足を描いた小説」

加部 勇一郎 氏(立命館大学食マネジメント学部准教授)

時間:10:00~11:30 (9:30~受付開始)

場所:立命館孔子学院講義室

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※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当講座は5/16(土)→12/19(土)へ延期とさせていただきます。(2020.4.21UP)

講座概要

纏足は、女の足を子どもの頃からきつく縛り、小さいままに発育を止める風習です。昔の中国では、足の小さいことが美女の条件とされたのでした。纏足の風習は、宋代にはあったと言われ、地域や民族によって差はあるものの、基本的には20世紀まで続きます。纏足愛好の傾向がとくに強まるのは清代で、この頃には、人々は身分を問わず足を縛るようになります。そしてその現実は、小説という虚構の中にも、形を変えて映し出されます。
講座ではまず、中国の纏足文化について、最近の研究を参照しながら概観し、纏足を描いた小説(『金瓶梅』や『鏡花縁』など)から、具体的な場面を鑑賞します。そしてとくに『鏡花縁』の「男の纏足」の場面に着目し、それが20世紀の視覚文化の中で、どのような発展を遂げてゆくかについて解説します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、参加の際、以下の事項についてご理解ご協力をお願いします。
1.ご自宅または職場を出られる前に検温を実施してください。発熱や風邪の症状等体調不良がある場合は、参加をお控えください。
2.施設内(教室内)は必ずマスクを着用してください。また、間隔を空けての着席にご協力ください。
3.教室への入室前に、トイレで石鹸での手洗いをおこない、アルコール消毒をお願いします(消毒液は教室に用意)。
4.施設・教室内での大声での会話、至近距離での会話はお控えください。
5.施設・教室内での食事はお控えください。空き缶、ペットボトルなどのゴミは施設内のごみ箱に捨てずに必ず各自でお持ち帰りください。
6.教室の換気のため、適時休憩を取ることがございます。ご協力お願いします。


講師紹介

加部 勇一郎 氏(立命館大学食マネジメント学部准教授)

1973年、埼玉県で生まれる。
1993年、北海道大学に入学。
修士課程在籍中の1998年から2年間、中華人民共和国上海市にある華東師範大学に留学。専門は中国文学。
2019年より、立命館大学で中国語を教える。 2020年4月より現職。



定員

20名(要事前申込)
→延期前にお申込みいただいた方も、お手数ですが改めてお申込みをお願いいたします。




参加費用

無料


お申し込み方法

ホームページ「文化イベント講座受講申込フォーム」からお申込みください。

※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)


※画像をクリックすると詳細(PDF)が表示されます。
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