これからの講座・イベント

第109回中国理解講座 「榎本英雄×中川正之退職記念対談講演」

榎本 英雄 氏、中川 正之 氏、段 文凝 氏

時間:14:00~16:00 (13:30~受付開始)

場所:立命館朱雀キャンパス301教室

今年3月、中国語界の東西両雄、榎本英雄氏、中川正之氏のご両名がご退職されました。
そこで、お二人のご退職を記念し、対談講演開催の運びとなりました。
両雄が一堂に会する最初で最後の機会、そして、段文凝氏も登場しての対談講演会を、以下の通り開催します。

定員:45名(※定員に達し、ご参加いただけない場合は、事務局からご連絡差し上げます。)
参加:無料(事前申込制)

※会場の朱雀キャンパスには駐輪・駐車場はございません。公共交通機関をご利用の上、お越しください。

※本講座は定員に達したため、申込みを締切ました。


タイムスケジュール

 13:30~ 受付開始

 14:00~ 第1部・講演
        榎本 英雄 氏「中国語を楽しもう」
        中川 正之 氏「中国語からみた日本語、日本語からみた中国語」with 段 文凝 氏

 15:30頃~小休憩

  15:40~ 第2部・対談「中国語の思い出」
        榎本 英雄 氏×中川 正之 氏×段 文凝 氏

 16:00  終了(予定)



講演概要・講師紹介

■第1部・講演  「中国語を楽しもう」  (榎本 英雄 氏・明治学院大学名誉教授)

<講演概要>

「中国語を学んで世界を征服」、「中国語は世界一進化した言葉」、「中国語は世界一スリムな言葉」、中国語についてこんな3つのことをキーワードとして、その特徴に目をむけながら、中国語の森を探索してみたいと思います。そしてまた、中国語の学習において、「木を見て森を見ず」の欠陥に陥らぬよう、中国語のすべての文を「7つの述語文」に整理し、常にその全体に目をむけながら中国語に接することにより、その学習も一層楽しさが増すのではないかと思います。

<講師紹介>

1936年生まれ
1960年 東京外国語大学中国語学科卒業
1972年 東京外大非常勤講師
1974年 明治学院大学専任講師
1984年 同上教授
2005年 同上名誉教授

■第1部・講演  「中国語からみた日本語、日本語からみた中国語」 (中川 正之 氏・立命館大学文学部客員教授・立命館孔子学院名誉院長・神戸大学名誉教授)

<講義概要>

ここでいう「日本語・中国語」は言葉によるやりとりのみならず、非言語行動なども含む。つまり、話し言葉、書き言葉、打ち言葉(スマホなどSNSによる言葉)、無言でいること、ジェスチャーなどにおけるコミュニケーション行動における日中の異同について、NHKテレビ「テレビで中国語」でおなじみの段文凝さんの中国語の語感をかりつつ確認する。  また、こういう言葉をもちいれば年齢がわかるとか、相手に不快な思いをさせるといったことも話題にしたい。
 上記の拙著のほか、段文凝著『まんがでわかる リアル中国人』(主婦と生活社2016)、井上優著『相席で黙っていられるか―日中言語行動比較論』(岩波書店2013)を参考にします。

<講師紹介>

広島県尾道市生まれ。大阪府立茨木高校・大阪外国語大学・同大学院修了。
博士(学術)
広島大学助教授・神戸大学教授を経て立命館大学特別招聘教授。
2016年3月立命館大学を任期満了退職。
著書:漢語からみえる世界と世間(岩波現代文庫)など


会場のご案内

立命館大学朱雀キャンパス交通アクセス:https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/suzaku/



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