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2022年6月中国古典文化講座 「日本の漢文学受容――江戸時代前期の『論語』解釈について」
松野 敏之 氏(国士舘大学文学部教授)
時間:14:00~15:30(13:30~受付開始)
場所:立命館大学衣笠キャンパス 立命館孔子学院講義室(洋洋館2階)&オンラインライブ配信
講座概要
江戸時代、いわゆる泰平の世において武士や町人は何を学ぶべきかを模索するようになった。そのような時期に日本人に注目されたのが漢文学であり、特に『論語』は江戸時代から熟読されるようになっていった。今回は、江戸時代前期の日本人が漢文学である『論語』をどのように解釈し、自分達に適した思想として受容していったかということに注目したい。江戸時代前期には、京都に伊藤仁斎、江戸に荻生徂徠という傑出した思想家が出ている。彼らは『論語』解釈において朱子学の見解を継承したところもあれば、大胆に変更を加えたところもある。仁斎や徂徠がどのような観点から朱子学とは異なる解釈を提示したのか、そこには当時の日本人ならではの問題意識に根ざしているところがある。日本人の漢文学受容という観点から、仁斎・徂徠の『論語』解釈の一端をうかがってみたい。※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、参加の際、以下の事項についてご理解ご協力をお願いします。
1.ご自宅または職場を出られる前に検温を実施してください。発熱や風邪の症状等体調不良がある場合は、参加をお控えください。
2.施設内(教室内)は必ずマスクを着用してください。また、間隔を空けての着席にご協力ください。
3.教室への入室前に、トイレで石鹸での手洗いをおこない、アルコール消毒をお願いします(消毒液は教室に用意)。
4.施設・教室内での大声での会話、至近距離での会話はお控えください。
5.施設・教室内での食事はお控えください。空き缶、ペットボトルなどのゴミは施設内のごみ箱に捨てずに必ず各自でお持ち帰りください。
6.教室の換気のため、適時休憩を取ることがございます。ご協力お願いします。
講師紹介
松野 敏之 氏(国士舘大学文学部教授)早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。早稲田大学非常勤講師・明治大学非常勤講師・学習院大学東洋文化研究所PD共同研究員などを経て、2011年から国士舘大学文学部専任講師。現在は国士舘大学文学部教授、国士舘大学大学院人文科学研究科研究科長。
定員
教室:20名 オンライン:70名(要事前申込)※オンライン受講一次募集35名・二次募集(5/10AMより)35名
参加費用
無料お申し込み方法
【注意】教室受講とオンライン受講はフォームが異なります。講座名の前に【教室受講】【オンライン受講】と記載がありますので、希望される方を選んでお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)
※オンライン聴講をお申込みいただいた方には、前日までに孔子学院事務局から参加方法・Zoomへの招待メールをお送りします。 もし当日30分前になっても届いていない場合は事務局(koza@st.ritsumei.ac.jp)までご連絡ください。