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2022年11月中国古典文化講座 「五山文学の特質――理想的な文人としての本邦五山禅僧――」
中本 大 氏(立命館大学文学部日本文学研究学域 教授)
時間:11月5日(土)13:00~14:30(12:30~受付開始)
場所:立命館大学衣笠キャンパス 立命館孔子学院講義室(洋洋館2階)&オンラインライブ配信
講座概要
日本文学史には漢文学隆盛の三つの頂がある。平安時代、室町時代、江戸時代がそれで、その一つ、室町時代の漢文学を牽引したのが五山禅林文壇であった。和歌や物語などの他の領域に比しての日本漢文学史の特長は、前代の成果を継承していないことである。すなわち、室町時代の漢文学を牽引した五山禅林文学は、平安時代の泰斗、菅原道真に学んだり、克服したりはしないのである。逆に同時代の中国文学への興味関心は絶大であった。宋元時代に留学した禅僧は数多く、日本に渡来した中国僧を中心に教団が形成された。明代以降、禁海政策によって留学の機会を失って以降、五山文学は新たな局面を迎える。幕府や朝廷と緊密な関係を築くなか、五山僧は何を目指して文学活動に勤しんでいたのであろうか。ここでは「文人」をキーワードに考察してみたい。※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、参加の際、以下の事項についてご理解ご協力をお願いします。
1.ご自宅または職場を出られる前に検温を実施してください。発熱や風邪の症状等体調不良がある場合は、参加をお控えください。
2.施設内(教室内)は必ずマスクを着用してください。また、間隔を空けての着席にご協力ください。
3.教室への入室前に、トイレで石鹸での手洗いをおこない、アルコール消毒をお願いします(消毒液は教室に用意)。
4.施設・教室内での大声での会話、至近距離での会話はお控えください。
5.施設・教室内での食事はお控えください。空き缶、ペットボトルなどのゴミは施設内のごみ箱に捨てずに必ず各自でお持ち帰りください。
6.教室の換気のため、適時休憩を取ることがございます。ご協力お願いします。
講師紹介
中本 大 氏(立命館大学文学部日本文学研究学域 教授)【学歴】
大阪大学大学院博士後期課程単位取得大学
【職歴】
大阪大学文学部助手
立命館大学文学部教授
【学位】
博士(文学 大阪大学)
【専門】
日本中世文学・中世近世漢文学・日本美術史
定員
教室:20名 オンライン:70名(要事前申込)※オンライン受講一次募集35名・二次募集(10/4 AMより)35名
参加費用
無料お申し込み方法
【注意】教室受講とオンライン受講はフォームが異なります。講座名の前に【教室受講】【オンライン受講】と記載がありますので、希望される方を選んでお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)
※オンライン聴講をお申込みいただいた方には、前日までに孔子学院事務局から参加方法・Zoomへの招待メールをお送りします。 もし当日30分前になっても届いていない場合は事務局(koza@st.ritsumei.ac.jp)までご連絡ください。