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第178回中国理解講座 「中国のくいしんぼう文学の挑戦」
川 浩二 氏(立命館大学言語教育センター 嘱託講師)
時間:14:00~15:30(13:30~受付開始)
場所:立命館大学衣笠キャンパス洋洋館2階立命館孔子学院講義室&オンラインライブ配信
講座概要
『中国くいしんぼう辞典』(みすず書房、2019年)の崔岱遠、『味の台湾』(みすず書房、2021年)の焦桐はともに1960年代生まれで、外食がぜいたくだった時期からデリバリーを含めた外食産業が隆盛を極める現代までの食の変遷を体感しながら、「何を食べ」「どう書くか」を考え、実践してきた。この2冊を訳す作業はまた、中国における飲食を書く文学の作家と作品の系譜をたどる過程でもあった。中国といえば「食」という一般的なイメージとは異なり、とくに近代以前には、「書く」題材としての食べものとその調理については一種の挑戦が必要な題材だった。崔岱遠と焦桐ら現代の作家たちに、梁実秋、唐魯孫という20世紀初頭生まれの2人の文筆家の作品を加え、さらには張岱、李漁、袁枚といった明清の文人たちまでを視野に入れつつ、かれらくいしんぼうたちの挑戦に迫りたい。※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、参加の際、以下の事項についてご理解ご協力をお願いします。
1.ご自宅または職場を出られる前に検温を実施してください。発熱や風邪の症状等体調不良がある場合は、参加をお控えください。
2.施設内(教室内)は必ずマスクを着用してください。また、間隔を空けての着席にご協力ください。
3.教室への入室前に、トイレで石鹸での手洗いをおこない、アルコール消毒をお願いします(消毒液は教室に用意)。
4.施設・教室内での大声での会話、至近距離での会話はお控えください。
5.施設・教室内での食事はお控えください。空き缶、ペットボトルなどのゴミは施設内のごみ箱に捨てずに必ず各自でお持ち帰りください。
6.教室の換気のため、適時休憩を取ることがございます。ご協力お願いします。
講師紹介
川 浩二氏(立命館大学言語教育センター 嘱託講師)1976年東京生まれ。
早稲田大学文化構想学部助教、立教大学教育講師を経て2022年度より立命館大学嘱託講師。
専門は中国近世の文学・文化。中国・台湾各地に調査に出るさい、その土地の食べものの調査にも余念がない。
訳書に崔岱遠『中国くいしんぼう辞典』(みすず書房、2019年)、焦桐『味の台湾』(みすず書房、2021年)があり、近年では中国における飲食とそれを書いた文学についても研究対象にしている。
定員
教室:20名 オンライン:70名(要事前申込)※オンライン受講一次募集35名・二次募集(8/17AMより)35名
参加費用
無料お申し込み方法
【注意】教室受講とオンライン受講はフォームが異なります。講座名の前に【教室受講】【オンライン受講】と記載がありますので、希望される方を選んでお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)
※オンライン聴講をお申込みいただいた方には、前日までに孔子学院事務局から参加方法・Zoomへの招待メールをお送りします。 もし当日になっても届いていない場合は事務局(koza@st.ritsumei.ac.jp)までご連絡ください。