これからの講座・イベント

【中止】2023年度北京大学・立命館大学連携講座「雲崗石窟の芸術的特徴と考古学上の新発見」

杭 侃 氏(北京大学考古文博学院教授、雲崗研究院院長)

時間:16:30~18:30 (16:00~受付開始)

場所:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム

ツイート Facebookで共有

※本講座は講演者の急病により、開催中止となりました。
お申込みいただいておりました方々には大変申し訳ございませんが、ご了承願います。(2023.6.7U
P

立命館孔子学院では、毎年、北京大学と協力し、連携講座を開催しています。
北京大学と立命館大学の経験豊かな講師陣が、中国文化・社会・経済などについて幅広く分かりやすくお話します。

今年は、雲崗石窟について、中国における第一人者をお招きし、講義いただきます。
(講演は、中国語・逐次通訳となります。)

講座概要

テーマ:雲崗石窟の芸術的特徴と考古学上の新発見(2023.5.30UP)

第1部 雲崗石窟の芸術的特徴(学生・一般の方向け)
雲崗石窟の開削は北魏文成帝の和平元年(西暦460年)に始まった。中国北部地域初の皇帝によって造営された大型石窟群であり、それは中国北部地域の早期石窟の誕生に非常に大きな影響を与えた。
雲崗石窟は2001年、ユネスコ世界文化遺産に登録された。石窟はその造営された時期によって三つの時期に分けることができる。そのうち第一期に造営された五つの石窟にある五体の非常に大きな本尊は、それぞれ北魏時代の五人の皇帝の姿を模したものであるとされ、その様式はインド、中央アジアの影響を受けている。第二期の石窟の様式は変化し、しだいに中国化してゆく。第三期の石窟は北魏の洛陽遷都後に開削された中・小規模の石窟で、様式は南朝芸術の影響を受けている。

第2部 考古学上の新発見(研究者の方向け)
近年、雲崗石窟の窟前発掘調査と山頂仏教寺院の発掘調査が行われ、1993年と2011年には「中国十大考古学新発見」に入選した。この二度にわたる重要な考古学上の発見は、雲崗石窟が北魏時代と遼時代では異なる景観を現していたことを明らかにした。

<タイムスケジュール> (2023.5.30時点)
第1部 雲崗石窟の芸術的特徴(学生・一般の方向け)(55分)
第2部 考古学上の新発見(研究者の方向け)(55分)
質疑応答
※途中参加・退席可。

講師紹介

杭 侃 氏(北京大学考古文博学院教授、雲崗研究院院長)

1986.07-1992.08 河南省古代建築研究所にて館員。
1998.09-2003.10 上海博物館にて副研究員。
2003.10-2007.09 上海市歴史博物館にて研究員、副館長、法人代表。
2007.8‐現在   北京大学考古文博学院にて教授、博士課程指導教員、副院長歴任、院長。
2021.2‐現在   雲岡研究院院長。



定員

50名 (要事前申込)



参加費用

無料


会場のご案内

立命館大学衣笠キャンパス交通アクセス:https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/
キャンパスマップ:(平井嘉一郎記念図書館:1番)
※カンファレンスルームは図書館入口を入ってすぐの左手になります。(ゲート手前左側)



※画像をクリックすると詳細(PDF)が表示されます。
event20230608_large


ツイート Facebookで共有

戻る

Archive