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2024年度同済大学・立命館孔子学院合同セミナーシンポジウム「SDGsへの大学の関わり方」
依田 祐一 氏(立命館大学経営学部教授) ほか
時間:13:00~16:00(12:30受付開始)
場所:リファレンス大阪駅前第4ビル23階 2316
立命館孔子学院では、毎年、大阪学堂のパートナー校である同済大学との合同セミナーを開催しています。
同済大学から招聘した専門家と立命館大学の講師陣が連携し、中国文化・言語、社会・経済、また都市・環境問題などについてわかりやすくお話します。
今年は「SDGsへの大学の関わり方 ~研究・実践・人材育成そして社会実装へ~」というテーマのもと、日本および中国の識者3名による基調講演ならびに質疑応答を行います。
(※講演は、日本語または中国語・逐次通訳で行われます。)
※お席に余裕がありますので、参加ご希望の方は、当日、直接、会場へお越しください。(2024.11.29UP)
テーマ:「SDGsへの大学の関わり方 ~研究・実践・人材育成そして社会実装へ~」
<講師>(敬称略・基調講演順)■ 徐 斌 XU Bin 同済大学環境工学学院教授
■ 依田 祐一 YODA Yuichi 立命館大学経営学部教授
■ 郭 茹 GUO Ru 同済大学環境工学学院教授
プログラム
12:30 開場13:00 開会・挨拶
<第1部・基調講演>
13:05 「同済大学環境学科持続可能な開発のための教育(ESD)の実践事例」
徐 斌 氏(同済大学環境工学学院教授)※中国語・逐次通訳
13:45 「バイオ炭の炭素貯留によるカーボンマイナスのビジネスエコシステム」
依田 祐一 氏(立命館大学経営学部教授)
14:25 「中国の長江デルタ生態グリーン一体化発展モデル区のグリーン・低炭素化への転換、発展と革新の実践事例」
郭 茹 氏(同済大学環境工学学院教授)※中国語・逐次通訳
15:05 休憩
<第2部・質疑応答>
15:15 質疑応答
16:00 閉会
※内容は変更となる可能性もあります。
定員
40名(要事前申込)参加費
無料基調講演概要
■ 「同済大学環境学科持続可能な開発のための教育(ESD)の実践事例」徐 斌 氏(同済大学環境工学学院教授)※中国語・逐次通訳
同済大学は長い歴史を持ち、極めて高い評価を得ている、中国で最も古い国立大学の一つであり、アジア太平洋地域初の「ISCN Excellence Awards」受賞大学である。本レポートでは環境と持続可能な開発の分野における同済大学の貴重な経験、特に20年以上の長きにわたり国連環境計画(UNEP)と協力し、世界117の国と地域の約1000人に及ぶ優秀なグリーン人材の育成に携わり、世界の環境に配慮した開発と持続可能な開発のための教育(ESD)のモデルとなっていることを紹介する。
■ 「バイオ炭の炭素貯留によるカーボンマイナスのビジネスエコシステム」
依田 祐一 氏(立命館大学経営学部教授)
温暖化防止には、CO2排出量の低減のみでなく、地表上のCO2を除去する必要があります。バイオ炭は、炭素除去に資する有効な方法として、IPCCガイドラインの方法論として明記されて以降、世界的に社会実装が進みつつあります。私は、地域特性に応じた未利用バイオマスのバイオ炭化とローカルなビジネスエコシステムの構築は、脱炭素への足がかりと考えています。 今回、バイオ炭に係るテーマを中心に、世界や日本の動向や立命館大学におけるサステナビリティに係る研究教育の取組(大阪・関西万博への出展を含む)について紹介します。
■ 「中国の長江デルタ生態グリーン一体化発展モデル区のグリーン・低炭素化への転換、発展と革新の実践事例」
郭 茹 氏(同済大学環境工学学院教授)※中国語・逐次通訳
長江デルタ地域は中国総人口の約5分の1を抱え、国内総生産(GDP)の4分の1近くを占めている、中国で最も経済活動が活発で、最も革新的な地域の一つである。本レポートでは長江デルタ地域の低炭素化への発展プロセスにおける主要なボトルネックと課題を紹介し、代表的な地域でのグリーン・低炭素化分野における相互協力について示す。また、「緑の山河」を「金山・銀山」に転換するという新理念について探求し、気候変動に積極的に対応しつつ、人と自然の調和と共生を推進する持続可能な発展の新モデルの形成について紹介する。
※内容は変更の可能性もあります。
講師紹介
(基調講演順)■徐 斌 氏(同済大学環境工学学院教授)
教授、博士課程指導指導教員。教育部長江学者特別教授(2019年)、中国調査設計協会水システム分会副会長、中国都市給排水協会科学技術委員会常任委員、『Water Reuse』編集等を担当。
研究テーマは水質の安全保障、持続可能な都市水システム。
中国国家自然科学基金、国家ハイテク863計画、水質汚染制御・管理に関する主要科学技術プロジェクトのサブプロジェクトなど30以上のプロジェクトを手がけ、『Environmental Science & Technology』、『Water Research』など環境分野の権威ある学術誌に130篇以上のSCI論文を発表し、引用回数は5000回を超え、2020年、2021年のElsevier社の引用文献データベース「Scopus」における高被引用論文著者に選ばれる。
20件以上の国家発明特許を取得。技術基準等10部を編纂。
国家科学技術進歩賞二等賞、上海市科学技術進歩賞一等賞、教育部技術発明賞二等賞、上海市科学技術進歩賞二等賞などを受賞。
■ 依田 祐一 氏(立命館大学経営学部/大学院経営学研究科教授、立命館大学日本バイオ炭研究センター副研究センター長)
博士(経営学)(神戸大学)
NTT(日本電信電話株式会社)に入社後、ソフトウェアの研究開発部門、事業会社のソリューションサービス部門、NTTのシンクタンク部門、NTTドコモのサービス開発部門/国際事業部門の管理職(担当課長兼DOCOMO interTouch Pte Ltd. 取締役)を経て、2015年より現職(立命館大学経営学部)。
スタンフォード大学 客員研究員(2018-2019)
ニュルティンゲン・ガイスリンゲン経済環境大学 客員教授(2023)
日本マーケティング学会 理事(現職)、経済産業省や地方自治体の民間委員(京都市ベンチャー企業目利き委員会専門調査委員等)
■ 郭 茹 氏(同済大学環境工学学院教授)
清華大学環境工学系卒業。 現在、同済大学環境工学学院教授、博士課程指導教官。
『Water-Energy Nexus』副編集長、上海市生態経済学会副会長、中国環境科学学会環境管理委員会委員、カーボン・ニュートラル専門委員会委員。上海市浦江人材計画入選。 炭素会計と炭素排出削減、グリーン・低炭素と持続可能な発展の研究に長年従事。 20以上の国・省・部レベルの科学研究プロジェクトと工業工程プロジェクトを主宰し、うち、3つの中国国家自然科学基金プロジェクトを含む。60本以上の学術論文を発表し、Essential Science Indicators (ESI)の高被引用論文著者でもある。 単行本『上海市能源碳排放2050』を出版。
会場のご案内
会場 : リファレンス大阪駅前第4ビル貸会議室 2316住所 : 大阪市北区梅田1丁目11-4 大阪駅前第4ビル23F 2316
交通アクセス :
公式HP:https://osaka.re-rental.com/access/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/YfVQWcmPLu2KeRyH9
印刷用PDF:
お申し込み方法
①お申込みフォームからお申込み ※受付終了しました。(2024.11.29UP)②お電話でのお申込み
立命館孔子学院事務局(電話:075-465-8426 )までお電話ください。
※画像をクリックすると詳細(PDF)が表示されます。
後援・協力
【後援】中華人民共和国駐大阪総領事館【協力】大阪市