立命館大学と熊本県が食教育プログラム実施のための連携協力に関する協定を締結

2018.03.13 NEWS

立命館大学と熊本県が食教育プログラム実施のための連携協力に関する協定を締結

 3月13日、立命館大学(学長:吉田美喜夫)と熊本県(知事:蒲島郁夫)は、4月に立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)に開設する「食マネジメント学部」を中心に、食マネジメント分野の総合的・多面的な学びを深める連携事業の実施を目的とした連携・協力に関する協定を締結しました。
 食マネジメント学部は、経済学・経営学を基盤に、「食」をマネジメント・カルチャー・テクノロジーの三領域から総合的・包括的に学ぶことを通じて、高度マネジメント人材の育成を目指す学部です。今回、連携する熊本県は、豊かな風土や歴史を礎にしながら、くまもとの赤ブランド戦略、県南フードバレー構想やくまモンによるPR戦略などで実績があり、この連携を機に、本学は、食の分野で実践的な行動力を発揮できる人材を育成するための教育プログラム実施に向けた準備を進めます。
 連携事例としては、以下のようなことが想定されています。

  1. 実践的学習に関する事項
    ・関西地域における熊本県産品の調査の実施。
    ・熊本県の食に関する取組み等を紹介する出前講座の実施
  2. 現場学習に関する事項
    ・熊本県内でのフィールドワークの実施
  3. 共同研究、商品開発や販売促進に関する事項
    ・県内事業者等と連携した商品開発や販売促進調査等
    ・地域の食の強みを見出すためのワークショップ、新規開発商品に対する マーケティング調査

吉田美喜夫・立命館大学長のコメント
 食マネジメント学部の設置を通して、「食」に関わる新たな学問領域を切り拓いて参ります。今回の協定締結を契機として、熊本県との連携をさらに強固なものとさせていただき、熊本の地域振興および本学の教育研究の進展に繋げていきたいと考えております。

蒲島郁夫・熊本県知事のコメント
 我々の生活に欠くことの出来ない「食」は、地域の持っている可能性を最大限に活かし、地域を元気にしていくための重要な鍵にもなり得るものです。今回の連携協定により、立命館大学が持つ“食”に関する専門的かつ先進的な知見を活かし、熊本の創造的復興と、更なる地域振興が図られることを期待します。

蒲島郁夫・熊本県知事(写真右)、吉田美喜夫・立命館大学長(写真左)
蒲島郁夫・熊本県知事(写真右)、吉田美喜夫・立命館大学長(写真左)

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