衣笠キャンパスの存心館、興学館を全面改修
3月27日(火)、主に法学部の学生が利用する存心館、また興学館の全面改修が完了しました。改修完了を受けて、今回の改修に関わった設計会社、建設会社、また大学関係者らが出席した、存心館・興学館改修竣工記念式典を開催しました。
存心館は1981年に建設され、時計台を備えた衣笠キャンパスを代表するシンボリックな建物です。今回の改修では、建物の外観はそのままに、全般的なアメニティの向上のほか、法学部が長年目指してきたアクティブラーニングの一層の高度化や、学生の個人学習と相互の学び合いを結び付けられるような新たな場の創設を図り、コンセプトの異なる3つのエリア(教室エリア、ラーニング・コモンズエリア、学生食堂エリア)を設けました。
教室エリアには、法廷教室を含め、学生と教員、学生間の双方向の学びを促す100名規模のアクティブラーニング型の教室、1階ホールには学生と教員のコミュニケーションの活性化を目的としたオフィスアワーコーナーを設置。ラーニング・コモンズエリアは、「思考・読解の空間」と「表現・交わりの空間」を調和的に配する、というコンセプトのもと、個人の学びと集団的な学び合いの共存・循環を目指した空間にし、学生からの意見をもとに「ろこも(Law Commons Square)」と名付けました。学生食堂エリアは昨年11月にオープンし、和と落ち着きをコンセプトに、食堂機能だけでなく語らいの場としても活用されています。
興学館は従来のエクステンションセンターの自習室に加え、新たに小教室を設置しました。