2018年度秋季卒業式・学位授与式を挙行
9月23日(日)、朱雀キャンパスにおいて、吉田美喜夫・立命館大学長をはじめ学園役職者などの出席のもと2018年度秋季立命館大学卒業式・大学院学位授与式を挙行しました。
午前、午後の二部に分かれて行われた式典では、立命館大学混声合唱団メディックスの校歌斉唱の後、卒業生・修了生のご家族らが見守るなか、卒業証書・学位記、修士・専門職学位記が授与され、学部・517人、大学院・152人の巣立ちを祝いました。
卒業生・修了生に向けて吉田学長から、「皆さんがこれから活動する世界は、政治情勢の不安定化、貧困や難民問題、環境・エネルギー問題など、大変複雑な様相を見せています。しかし、このような問題を前にしたとき、皆さんには、目をそらすことなく、世界と日本の一員として、グローバルにも、ナショナルにも、そしてローカルにも活躍していただきたいと思います。」と期待を述べました。
そのうえで、「立命館は人生を切り拓いていく場所という意味です。入学以来、今日まで、この立命館で学んできた皆さんは、これからも自らの人生を自らの力で切り拓いていくという気持ちを忘れずに、苦労や困難にも立ち向かって下さい。本年7月、立命館は2030年の学園のビジョンを表現するメッセージ『挑戦をもっと自由に』を定めました。この心意気を持って、輝かしい人生を歩んでくれることを願っています。」と式辞を締めくくりました。
引き続き卒業生・修了生を代表し、午前の式では、アルッガマゲ 未美利さん(法学部)、Toussade Manal SOUAGさん(生命科学研究科)が、午後の部では、Maria Rose PLATTさん(国際関係学部)、VU VAN TRUNGさん(経済学研究科)がそれぞれ挨拶を行いました。
Toussade Manal SOUAGさんは、「修了生を代表して挨拶できることを非常に光栄に、また誇りに思います。私たちは、立命館大学での旅に終わりを告げます。しかし、立命館大学で築いた友情や得られた知識、これらの経験と共に、これからも過ごしていくでしょう。私たちは、様々な違いを理解して認めあえるようになりました。多様な出身地の学生と関わり理解を深めてきたことで、今では自分自身をモロッコ人としてだけでなく、それ以上の多様性を持つ者であると思っています。まさに、立命館大学はボーダーを超えて行く場所なのです。ここで培った知識やスキルを活かし、次のステージに進む時が来ました。立命館大学を誇りに思い、これからも歩んでいきたいと思います。」と決意を新たにしました。