The University of British Columbia(カナダ)と研究協力協定を締結
2018年11月30日、立命館大学とカナダ The University of British Columbia(UBC)は研究協力協定を締結しました。
本協定は、理工学部・機械工学科の小西聡教授とUBC 応用科学部とのマイクロナノテクノロジーに関する研究交流の実績から生まれたもので、今年は共同研究を始めて10周年にあたります。今回の協定締結により両大学の研究協力関係をより一層強化することを目的としています。
UBC バンクーバー校で行われた協定締結式では、本学 篠田博之研究部長、UBC国際担当副学長のDr. Murali Chandrashekaranをはじめ両大学の関係者が出席しました。また、2018年は日加修好90周年という節目の年にあたることから、在バンクーバー日本国総領事館から羽鳥隆総領事にご来賓いただきました。
Dr. Murali Chandrashekaranはスピーチの中で「これまでUBCと立命館大学はイノベーティブな領域で連携してきたが、今回その関係を更に深めることができるのは素晴らしいこと。2019年に来日を予定しており、その際は是非立命館大学を訪問したい」と更なる連携強化を希望する意向を述べられました。また、羽鳥隆総領事からは「共同研究やシンポジウム等に参加することは学生にとって素晴らしい経験であり、異文化交流によるグロ-バルな研究につながる」と本連携への期待のお言葉をいただきました。
また締結式後には、共同研究の推進と相互の学生交流を目的としたシンポジウムが開催されました。研究交流の主役となる大学院生および博士研究員が研究発表を行い、活発な意見交換が見られました。
最後に、UBC 応用科学部 教授 Dr. Boris Stoeberが共同研究20周年に向け連携の更なる発展への期待を述べられ、盛況のうちにシンポジウムは終了しました。
■The University of British Columbia(UBC)
カナダ・ブリティッシュコロンビア州にある州立大学。
カナダ首相経験者、ノーベル賞受賞者を輩出するカナダ有数の総合大学として、約50,000人が学びます。
立命館大学は1991年よりUBCとの間で海外留学プログラム「立命館・UBCアカデミック・イマージョン・プログラム」を実施しており、長期にわたり活発な交流を行っています。
本プログラムは「学力と語学力の向上とともに、カナダでの生活体験を通して国際人として成長すること」を目的としたプログラムで、毎年約75名の学生が参加しています。